行政提案型協働事業としての狭山版100とも"つな×つなさやま"、無事に完結しました!!次は市民主導で☆★
今年の5月から始まった埼玉県狭山市と市民団体Sayama Second Stage(3S)の協働事業が、昨日、無事に終了しました(^^)
会場には、過去最高となる60名近い方々が集まり、スペシャルゲストとして小谷野市長がテーマの出題者として現れ、最後まで参加して下さるなど、素晴らしい形で終了することができました。
はぁ・・約半年かぁ。。
思い返してみるとあっという間。でも、色々ありました。
最初は、運営メンバーの中でも「結論を出さない対話の場」の必要性について疑問視する声が上がっていました。
「何か」その場での成果物が必要なのではないか。市政につながるアイディアを生み出さなければならないのではないか。あの時、結論は出なかったけれど、しっかりと考えをぶつけあえたのがよかった。
そんな感じで、手探りで始まったつなつな。初めは参加人数が伸びなかったり、「(一応説明はしているのですが…)結局なんのための会なんだ?」と言われ、動揺したときもありました。それでも、明確にコンセプトは打ち出しているので、それでも来てくださる方々を大切にしようと、季節に合わせた装飾にこだわりながら、お客様をお迎えしました。
大きな変化を感じたのは第3回が終わったあと。
Facebookでつなつなの参加者同士がつながっている投稿がいよいよ上がってきました。第4回では広報手段にも幅が増え、リピーターさんがお友達を連れてきてくれたりしたおかげで、新規参加者がぐっと増えました。会場の盛り上がりがこれまでと違うと、感じられたんです。
そして第5回の昨日は過去最高人数を達成。ふりかえりの時間では、「こんな場があるさやまで働きたい」「この場をわたしが続けたい」という声がいくつもあがりました。
もう、信じてもいいでしょう。話し合いにおいて、そこで生まれる成果物は何かという視点も、もちろん重要。でも、それ以上に「安心・安全が約束された場所で、まちの人達と気軽におしゃべりできる」という場それ自体が、求められていたんです。
杉並区で実感としてあったことが、狭山市で実現できたこと、それに少しでも携われたことが本当に嬉しい。
しっかし・・・つな×つなさやま、本当にすごいんです。
運営メンバーそれぞれが、狭山の第一線で活躍している市民であること。
協働自治推進課の職員さん達の熱意が狭山茶を点てられるレベルであること。
毎回季節に合わせた手作り装飾のクオリティが尋常じゃないこと。
市役所の職員さんがたくさん参加してくださっていること。
高校生メンバーが子ども達の面倒を見てくれるので、親が子どもを連れて気軽に参加できること。
子ども達がつくった折り紙や紙粘土が装飾として活かされ、終了時に会場が一層華やかになっていること。
そりゃ成功するよ。やばい、なんか悔しくなってきた(笑)
これで行政提案型事業としてのつなつなは終了しますが、これからは自走していく予定です。
最後に。
杉並区からきた僕を、いつもいつも受け入れてくださる狭山のみなさんに本当に感謝しています。第5回のテーマは「家族」。小谷野市長は最後のふりかえりで、「帰ったら家族に”ありがとう”と言いたい」とおっしゃっていましたが、僕も狭山のみなさんに、心から・・・
“ありがとーーーーーーーーーーーーう”
なんか、もう狭山から去るような感じになってしまいましたが、来月も再来月も年明けも行きます(笑)
追伸:ファシリテーターとしての唯一の心残りは、今回、ご新規の方がお1人、途中で帰られてしまったこと。ちゃんと理由を聴けなかったんだよなぁ…> <; 大丈夫かなぁと目をつけていた人だったので、余計に気になる。。まだまだ精進が必要です(;_;)ちゃんと宿題まで用意してくれる。さすが、つな×つなさやま。