Feedback By Facilitator(FBF)事業
Active Learnersのファシリテーターがご依頼者様がつくる場(会議・授業・研修・イベント)にお邪魔して、 観察・分析を行い、ファシリテーター/ワークショップデザイナーの観点からフィードバックをさせていただく事業です
〈FBF事業の目的〉
FBF事業は、ALs自身がもっともっとたくさんの場に触れたい・学びたいという想いから生まれました。
他者がつくる場を観察・分析させていただくことで、自らの「場はこうあるべきだ・こうつくるものだ」という既成概念を取り払い、よりよい場をつくるための発想力・創造力の幅を広げたいと考えています。
そのような学びの機会をいただくことに対して、もし何かお役に立てることがあればと、ALsからもフィードバックをご提供させていただくことを考案しました。
そのため、ご依頼者様からお代は一切いただきません。
〈フィードバックの内容〉
①基礎情報の収集
場をつくる際には、予め「こういう風にしよう」という理想のイメージや計画を立てて臨まれると思いますが、実際にその通りに進めることができたかどうかを振り返るために必要な情報を、ご依頼者様に代わって収集します。
専用のワークシートに、
・どのようなワークを実施したか
・説明、実施にそれぞれどれくらい時間をかけていたか
・参加者にどのような働きかけをしていたか
・それを受けて、参加者はどのような反応をしていたか
…など、1人では捉えきれない・覚えきれない参加者の様子やその場の情報を、第三者の立場から観察・整理し、よりよい場づくりを目指すために有用な資料としてお渡しします。
②アイデアのご提供
「ここの組み方、ちょっとしっくりきていないんだよね」
「このワーク、初挑戦で実は不安なんです」
など、事前にご依頼者様からヒアリングさせていただいたプログラムやワークについて、ALsだったらどういう風に組み立てるのか・どのようなワークを選択・実施するか、アイデアやアドバイスをご提供します。
行政機関や学校、企業など、多種多様なクライアント様からご依頼をいただいているALsだからこその自由な発想で、ご依頼者様の選択肢や引き出しを増やすお手伝いをします。
〈FBF事業の進め方〉
①事前に30分程度のヒアリングのお時間をいただき、その場の狙いや構成を伺う
②当日、ご依頼者が行う場にお伺いして観察・分析し、記録したワークシートをデータでお渡しする
③ご要望があれば、ワークシートを元に一緒にふりかえりを行う
〈ご依頼方法〉
お申込みフォームよりご連絡ください
ファシリテーター0円事業
「ファシリテーターを、もっと身近なものにしたい」という想いから、弊社のファシリテーター業務を0円で提供する事業です
〈過去のご利用例〉*ご利用レポートはこちら
・どうしても予算がとれないんだけれど、第三者が必要な場のファシリテーターをお願いしたい
・このプログラムで上手く場が進行できるか、もっと上手い方法はないか一緒に考えて欲しい
・新規事業開発のアイディア出しを手伝って欲しい
・質問等を通じて自身の想いや考えの整理に付き合って欲しい


〈ご利用するにあたってお願いしたいこと〉
①0円と言いながら紛らわしいですが、現場までの交通費実費は請求させて下さい
②ご予算のある個人・組織・プロジェクトのみなさまには、本事業は適用外とさせていただきます
③熱意や誠意が感じられないご依頼に関しては、お引き受けしない場合があります
〈ご依頼方法〉
お申込みフォームよりご連絡ください
ファシリテーター × ◯◯事業
ファシリテーターの技術(傾聴力・分析力・判断力・中立性を保つ姿勢・俯瞰的な視座・ゴールを意識して物事を組み立ていく力)等を用いて、Active LearnersのVision実現のために行う事業です
〈現在進行中のプロジェクト〉
ファシリテーター × まちづくり事業「HERO」
コンセプトは「わたしのまちには、困ったときに駆け付けてくれるHEROがいる!」
まちを、“人が集まる場”として捉えたとき、まちで声を上げたくても上げられない人の挙動にいち早く気付き、独りにしない仕組みをつくる事業。そのために、想いを同じくする市民達による「HEROチーム」を結成し、同時に困りごとのある人とHEROチームとをつなぐためのアプリ「HERO-HELP」をつくりました。
現在、共同代表の住む杉並区で活動を始めています。

〈HERO-HELP アプリ〉
◯iOS
https://apps.apple.com/jp/app/hero-help/id1547113776
◯android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.active_learners.hero
〈アプリの説明〉
(1)助けを求めたい人がアプリを開いて1タップすると、登録しているHERO全員に「HELP」チャットが届きます
(2)一番早く気付いたHEROが「こんにちは!HELPを押してくれてありがとうございます!どうしました?」からチャットでやりとりが始まります。
…と非常に簡単!
でも、この仕組みがあれば、必ず同じ区民の人達に自分の声が届くんです。
*アプリ「HERO」における個人情報取り扱い同意書 ― プライバシーポリシー ―
合同会社Active Learners(以下「当社」)では、お預かりした個人情報について、以下のとおり
適正かつ安全に管理・運用することに努めます。
1. 利用目的
当社は、収集した個人情報について、以下の目的のために利用いたします。
①アプリ「HERO」を通じて、利用者と当社及びアプリ「HERO」に登録されているHERO
とがコミュニケーションをとるため
②利用者からの相談や要望を踏まえ、当社及びアプリ「HERO」に登録されているHERO
が、利用者にとって有益だと判断した情報を調査・収集するため
2.第三者提供
当社は、以下の場合を除いて、個人データを第三者へ提供することはしません。
①法令に基づく場合
②人の生命・身体・財産を保護するために必要で、本人から同意を得ることが難しい場合
③公衆衛生の向上・児童の健全な育成のために必要で、本人から同意を得ることが難しい
場合
④国の機関や地方公共団体、その委託者などによる法令事務の遂行にあたって協力する
必要があり、かつ本人の同意を得ることで事務遂行に影響が生じる可能性がある場合
3.開示請求
貴殿の個人情報について、ご本人には、開示・訂正・削除・利用停止を請求する権利があり
ます。手続きにあたっては、ご本人確認のうえ対応させていただきますが、代理人の場合も
可能です。
書籍の出版『参加したい場を、一緒につくろう。』
参加者が主体的になれる場づくりを実現する仲間として、各所で活躍している一般社団法人ウィルドアと一緒に、我々が考える場づくりについてまとめた書籍を出版しました。
本書の特徴は、「場は、主催者・設計者だけがつくるのではなく、参加者も一緒につくるもの」という考え方に基づき、主催者・設計者だけでなく、参加者の場への臨み方も含めて、それぞれの立場で場をつくるためのマインドとノウハウを掲載している点です。
また、ウィルドアとActive Learnersの両社が実際にプログラムデザイン・進行を担当した事例を多数掲載し、ただワークやアクティビティを紹介するだけではなく、なぜそれを選択したかという主催者・設計者の考え方の部分も丁寧に記載しました。
(下記写真をクリックするとAmazon書籍ページにジャンプします)

〈目次〉
はじめに
第1章 場の持つ可能性は、無限大。
第2章 場づくりは、みんなで一緒に
第3章 参加したい場をつくるために必要なこと 5選
1. 常に場のゴールを意識する
2. 場に参加している自分を、客観的に捉える
3. 場の様子と話している内容とを分けて、場を観る・聴く
4. 場に出てきた情報を、見える化する
5. 質問を用いて、場を整えたり、促進したりする
第 4 章 場の設計にチャレンジ!
1. 事前準備の 3 Steps
2. 当日進行の心得
第 5 章 場づくり事例集
1. 全ての子どもたちの「居場所」になる地域に 対話ワークショップ
2.「ラグビーのまち府中」対話ワークショップ
(ほか6例)
第 6 章 場づくり詰将棋
おわりに 〜参加したい場を、一緒につくろう〜
〈書籍作成の経緯〉
本書籍は、2019年2月に行ったクラウドファンディングにて、目標金額500,000円のところ、総額701,000円(140%)/139名という、みなさまからの多大なるご支援をいただき、支援者のリターンという形で発刊いたしました。
「“ファシリテーター”がもう、必要なくなる本をつくりたいーCAMPFIRE」
https://camp-fire.jp/projects/view/131012
その後、各所からご好評いただき、「ぜひ気軽に購入できるようにして欲しい」という声にお答えするために、2021年7月よりオンデマンド印刷にてお求めいただけるようにしました。