「その場で生み出す」ブレスト、「寝かせる」逆ブレスト
よねです!
先日、アイディア発散→収束をセットにしたブレスト会議のファシリテーターを担当させていただくことがありました。
2時間×2回の会議、初回から2回目まで1ヶ月ほど間を開けての実施。
さてどうプログラムを組み立てようと考えながら参考にしたのが『全思考法カタログ』なる本でした。
(https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%A7%A3-%E3%80%8C%E6%8B%A1%E3%81%92%E3%82%8B%E3%80%8D%C3%97%E3%80%8C%E7%B5%9E%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%A7%E6%98%8E%E5%BF%AB-%E5%85%A8%E6%80%9D%E8%80%83%E6%B3%95%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%B0-MAJIBIJI-pro/dp/479931307X)
その名の通り、内容としては発散系思考法、収束系思考法、さらにはデザイン思考のあれこれアイディアが詰まったもので、まさにカタログ的!
当然ブレストの紹介もあったわけですが、そこで書かれていたことに納得。
「確かに創造的アイディアが、会議の中で閃いたという話はあまり聞きません。…アイディア創出場所のトップ3は『お風呂の中』『布団の中』『乗り物の中』です。」
※この本ではウィリアム・ダガンによる「逆ブレインストーミング」として紹介されています。
つまり、ブレストにも2種類の形があって、
①他の仕事への意識は置いといて、今はここに集まったメンバーで思いつく限りアイディアを出しましょう!
②考えたいテーマを頭の片隅に置きつつ日々を過ごし、何か関連するアイディアが思いついたら覚えておいて、集まったときにシェアしましょう!
ということなのですね。
これ、時間が許すならどっちもやっちゃったら良いですよね!
その場で集中して考えて生み出して、他者との対話の中で気づきが生まれてアイディアが拡がり、深まる。これ大事。
その場では思いつかなかったけど後で浮かんだ良さげなアイディア、実はその場では出さなかったけど密かに抱えていたアイディアを後で整理して提示する。これも大事。
であれば、本当にあらゆるアイディアを絞り出したいときは、そのために集まって発散する時間を設けることと、日常生活の中で降ってきたものも回収できるようにすることの両方が効果的なのかも。
そんな気づきを得られた場づくりでした!
日々学びばかり!楽しいですね(^^)