ワークショップづくり&授業づくりのシンプルな共通点とは?
こんにちは! 共同代表のよねです(^^)
2月に法人税申告を終え、締切日に個人の確定申告を終え(遅っ!笑。いや、間に合えばよい)、ちょっと落ち着いたこの時期。
色々インプットしたり、考え事したり、ゲームしたりするにはちょうど良いですね!
専任の高校教員を辞め、事業を立ち上げてもうすぐ1年が経とうとしています。
もともとの私の「ハタケ」は教育現場でしたが、「ファシリテーターとしての教師」の発想を重視するようになってから数年間で何だかんだがありまして、気が付けば「教師もやっているファシリテーター」になっていました(笑)
自分の「ハタケ」を変えて感じるのは、
教育現場も、
市民対話の場も、
企業の会議の場も、
地域活動団体の交流の場も、
研修の場も、
どの「場」においても、場づくりする立場として第一に考えることは変わらないのではないかということ。
それはつまり、
「ゴール・目標のイメージ」
です。
ワークショップのデザインと、学校での授業づくり(ホントは授業に限らずクラス経営、クラブ運営、教職員間のコミュニケーションなど、いっぱいありますが)は根っこの部分で同じ発想を持っているはずです。
「終了時に、参加者にどうなってほしいのか」
これに尽きる!
持ってほしい発想、身に付けてほしいスキル、チームビルディングなど、具体的には色々ありますが、どんなゴールを描いてその場をつくろうとしているか、という発想は決して軽視できない。
ゴールイメージがある上での、
必要な時間、
効果的な場所、
ちょうど良い人数、
具体的なコンテンツ、
なわけです。
もちろん実際には、様々な時間的・空間的制約やオトナの事情があるので、そういったものと実現可能なゴール設定を行ったり来たりするケースが多いとは思います。
それでも、この「ゴール」への意識はプログラム・カリキュラムづくりの根底にあるはずです。
単発のワークショップならその時間の中でのゴール。
複数回のシリーズものなら、全体のゴールとそれに伴う各回のゴール。
教育現場であれば、3年間、6年間といった全体のゴールから1年間、1学期、1コマレベルでのゴール。
このような見通しを持つことで、「この時間、私たちはどこに向かっているのか」が丁寧に整理され、参加者にとってもわかりやすくなると思います。
「とにかくこの内容をやらなければならないから」とか「これをやれば何となく盛り上がるから」といった発想でのプログラムづくりは極力避けたいものですね!
様々なスキルやツール、思考法はゴールに向かい、ゴールを超えるための手段でしかない。
引き出しは多く持ちつつも、これらに縛られることなくただただシンプルに、徹底して「ゴール」を見つめて場づくりに励みたいと思います!(‘◇’)ゞ