さやま市民大学主催★ファシリテーション学習講座の第1回が終了しました!!

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2時間制・全3回の講義を通じてファシリテーション・スキルを身に付け、ご自身の活動にどのように活かすかを具体的にイメージできるようになるのが、目的の本講座。

 

本講座では、ファシリテーションを、人が集まる場において、一人一人が自分の想いや考えを安心・安全に表現できたり、全員にとって納得のいく結論を出せるように働きかけるためのスキルの総称…と定義。

 

その上で、さまざまなファシリテーション・スキルを扱う上での基本中の基本である『観る』こと。
そして、板書を通じて視線を1つ合わせ、不必要な人同士の対立イメージをなくす『書く』こと。
この2つのスキルに特化したワークショップ型の講座を実施しました。

 

〈プログラム〉
★ゴール:ファシリテーション・スキルとは何かを理解し、今の自分は何が出来て、何が出来ないのかが分かっている
(1)開会・マインドセット「本講座の主旨・本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供「ファシリテーションの目的・意味と、具体的な7つのスキル」
(4)グループワーク「ペチャクチャタイム〜情報提供をうけての気づき・モヤモヤを共有しよう」
(5)グループワーク「コンセンサスゲーム①〜観るチームと書くチームに分かれて実施」
(6)グループワーク「ふりかえり①」
(7)グループワーク「コンセンサスゲーム②〜役割変更して実施」
(8)グループワーク「ふりかえり②」
(9)講座全体のふりかえり

 

(5)〜(8)は、『観る』『書く』それぞれに分かれて実施。

『書く』チームは、会議を実践。その間、A4用紙や模造紙を自由に使い、見える化を意識してとにかく書く。

『観る』チームは、『書く』チームの会議の様子をひたすら観る。ポイントは、話されている内容には気を向けず、表情・声・しぐさ・雰囲気などで、場が上手く進行していないと感じる時の一人ひとりの違和感に注目し、ワークシートにひたすらチェックをすること。

ワーク終了後は、チームごとにふりかえり。
『書く』チームは、自分たちの「書く」が、会議進行にどのような影響を与えたか・与えなかったか。与えなかったのなら、それはなぜか。どう書けば与えられるようになるのか…を焦点に。
『観る』チームは、各時間帯において何が観えたか・どんな違和感があったかをそれぞれの視点から共有。

普段とは違う筋肉を使って場に臨んだみなさん。

「対話の観察がすごく苦手ということがわかった。どうしても耳でないようだけを拾ってしまうが、表情を読み取ることができない」
「人の話をよく聞くとは、よく言うことであるが、人をよく観るとは、自分の中には薄かったと思える」
「書くことを役立てるのが、今日の時間内だと難しかった」
「書いていると、自分の意見が書き方に出てしまうので、「言ったことをなるべくそのまま書く」の意味や難しさが良くわかりました」

さまざまなモヤモヤが排出された様子。
やってみて、出来た・出来なかったを実体感するのが第1回。
第2回以降は、じゃあどうすれば出来るのか、情報を提供しながら更に実践を積み重ねていきます。