もう少し道幅が広ければ、守れる命があるかもしれない@第4回すぎなミーティング

「区民と区長のコミュニケーションの場」として、区長が区民のみなさんとお話ししたいテーマを掲げ、無作為抽出で選ばれた10数名と対話する事業”すぎなミーティング”

今回のテーマは、狭あい道路。
狭あい道路とは、幅員が4m未満の狭い道路のこと。このような道路は救急車や消防車といった緊急車両の通行や、介護サービス等の日常生活にも支障をきたしてしまいます。

この狭あい道路に対して、杉並区がどのような施策を行なっているのか。
また、区長がどのような想いで施策を進め、どのような未来を見据えているのか。

そんな、普段は意識しない”区役所の視点”を知った上で、自分たちがまちづくりの当事者として、どうすれば狭あい道路をもっと減らしていけるのかを話し合いました。

今回は、10代〜20代の参加者も多く、しかも来るまでは狭あい道路という言葉を知らなかったとのこと。

それでも、こうして足を運び、最後には「わたしはこうしたらいいと思う」というアイディアを力強く発信してくれました。

また、ある参加者からは「今までは自分の家の前にある電柱を早くどけて欲しいということしか考えていなかった。けれど、この電柱をどうするかを考える上で必要なのは、今後の杉並区のまちづくりにどう影響を及ぼすのかという視点だった。それに気付けてよかった」というお話をいただきました。

マスに向けた発信も必要。
同時に、目の前の一人一人の心に、丁寧に火を灯していくことも、大切。
そんなことに気づかされた時間でした。

参加者のみなさん、ありがとうございました。

<ゴール>
①狭あい道路について、杉並区がどのような対応をしているのか親や友達に説明できるようになっている
②狭あい道路をもっと少なくしていくためにどうすればいいのか、アイディアがたくさん出ている

<プログラム>
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・ルールの共有」
(2)アイスブレイク「区長も一緒に!!握手de自己紹介」
(3)情報提供1「杉並区の施策」
(4)グループワーク「ぺちゃくちゃタイム〜質疑応答タイム」
(5)情報提供2「区長の想い」
(6)グループワーク「ぺちゃくちゃタイム〜質疑応答タイム」
*グループチェンジ
(7)グループワーク「狭あい道路をもっと減らしていくためにはどうすればいいでしょう?」×2
(8)個人ワーク「私が考えるベストアイディアをA4に記入」
(9)全体ワーク「アイディア・感想共有」