協働は、対話から始まる〜令和元年度の府中市の協働推進員研修がスタート!

協働推進員として、「協働を、目的を実現する選択肢の1つとして考えられるようになっている」ことを目指して実施される全4回の研修。

本日は第1回ということで、協働とは何かについて、インプット中心に学ぶ時間をつくりました。

〈ゴール〉
①付箋に書き出されたモヤモヤ・質問疑問が、8割がた解消している!
②今日学んだ内容を、同じ職場の「あの人」に説明できるようになっている!

〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本研修の主旨・本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)個人ワーク「協働についてのもやもや・疑問質問を付箋に書き出す」
(3)グループワーク「チェックイン自己紹介・付箋の共有」
(4)情報提供「対話と協働」
(5)グループワーク「ペチャクチャタイム・もやもや付箋の追加と解消」
(6)もやもや付箋の回収〜休憩
(7)全体ワーク「もやもや付箋への一問一答」
(8)グループワーク「ペチャクチャタイム・もやもや最後の確認」
(9)個人ワーク「同じ課の”あの人”に今日の学びを報告するカンペづくり」
(10)グループワーク「ふりかえり〜カンペ発表」

協働は、府中を想う人同士が「府中をもっと”よく”する」という目的に共に取り組むこと。

”よい”まちに住みたい・”よい”まちをつくりたいなんて、みんな思っているに決まっているんだから、協働は簡単か…と言うと、そんなことは全くありません。

なぜか。

それぞれがイメージしている”よい”のカタチが違うことがほとんどだからです。
これは、同じ市民同士でも、市役所の部署間でも同じことが起こりうることでしょう。

だから、まずは「ひとりひとり」が対等に、お互いの話を伝え合い、聴き合うこと…対話が必要です。対話を通じて、想いや考えを共有しながら、共通の目的を見出すことが出来たとき、初めて協働が始まります。

協働推進員のみなさんには、それぞれの課で協働の可能性を探っていただくと同時に、

・こんな課題がある(課題解決)
・こんなことしたら面白そう(魅力創造)
・これ、協働でやった方がいいんじゃないかなぁ(協働提案)

…という誰かのふとした気付きを、聴いてあげたり、誰かとつないだり、対話の場をつくることを通じて、協働事業として育てていくお手伝いをして欲しい…と、推進課に代わってお伝えさせていただきました。

今後も、ファシリテーション研修や市民とのワークショップを通じて、実体験を通じた学びを深めていきます!