市長と話そう!立川市高校生世代タウンミーティング
高校生世代に、立川市をもっと自分ごととして考えてもらえるようになる。同時に、高校生世代のリアルな感性から生み出される発想をゲットし、まちづくりに反映させる。そんな取り組みが、立川市で去年から始まりました。
今年は、立川市内の4校・15名が参加し、「立川市がより良いまちになるためのアイディアを区長に提出する!」というゴール達成を目指しました。
合同会社Active Learnersは、今年からプログラムデザインとファシリテーターを担当。
昨年の反省として、
・みんな、前提がバラバラのまま、アイディアを出し合ったために、市長と高校生の言い合い合戦になってしまった
・発言者に偏りが生まれてしまった
・達成感があやふやになってしまった
…ということが挙げられていたので、
*明確なゴール設定→区長に提案書を提出
*適切なインプット→「若者が住みたくなるまち」「若者が来たくなるまち」というテーマを設け、それに合わせた情報を最初に市からプレゼン
*理想と現状、それを踏まえてた上での問題を考え、そこから解決に向けたアイディアを考える…というフレームを設定
*小グループでのワーク→テーマ別に5〜6人のチームを編成
*市長とのやりとりを、意見のぶつけ合いではなく、アイディアを更に広げるための収集の時間として設定
という提案のもと、プログラムデザインをさせていただきました。
結果、3チーム全てが時間内に提案書を提出することが出来、無事にゴール達成!「必ず何かしらの形で反映させる」とお言葉をいただける質の高いアウトプットを提出することが出来ました。
また、事後のアンケートでも15人中14人が「大変満足した」と回答し(1人は「満足した」)、普段はやりとりできない他校の生徒や市長とやりとり出来たこと、まちについて改めて考える機会となったことを楽しいと感じられたようです。
元々、やる気のある高校生達のモチベーションや発想力を、更に高めるお手伝いが出来て、本当によかった(*^^*)
しっかし、立川市の行政職員のみなさんの、事前準備から本企画にかける想いに、本当に感動したなぁ。プレゼンの分かりやすさに、全てがこもっていました。一緒に仕事が出来て、よかったです(^-^) 職員のみなさま、参加された高校生のみなさん、お疲れ様でした。
*写真については、事前に撮影許可をとった上で掲載しています。
〈ゴール〉
立川市をより良いまちにするためのアイディアを市長に提案出来た!
〈プログラム〉
①開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・大切にしたいことの共有」
②アイスブレイク「バースデーライン→チームづくり→5ビート」
③情報提供「立川市が、住みたいまち・来たくなるまちにするために行っていること〜観光・防災・協働の観点から」
④グループワーク「ぺちゃくちゃタイム」
⑤テーマ別にグループを再編成
⑥グループワーク「若者にとっての理想を考えよう」
⑦グループワーク「理想を踏まえての現状を考えよう」
⑧グループワーク「理想と現状の間のギャップ”問題”について考えよう」
⑨市長に中間プレゼン〜市長からの情報提供
⑩グループワーク「問題解決のためのアイディアを考えよう〜提案書の作成」
(11)最終プレゼン〜市長へ提案書の提出
(12)振り返り
(13)市長より〜閉会