自分のことをもっと知ろうー高校の総合的な探求の授業を担当しました
一般社団法人ウィルドアが実施する、とある都立高校1年生向けの授業のメインファシリテーターを担当させていただきました。
1年間を通じて、自分についての理解を深めていく本授業。
第2回となる今回は、「何かを選ぶ時に、自分が大切にしていること」ってなんだろう…ということについて、いつも以上に深く考える時間をつくりました。
この授業は7クラス同時に行われ、1クラスにつきメインファシリ1名・サブファシリ2名を配置。
事前打ち合わせにて、土台となる授業コンセプトをしっかりと共有した上で、後のプログラム案は自由に改訂可能。
ファシリテーターの進めやすさや当日の生徒達の様子に合わせることが、ベストな授業をつくる…という考え方から、そうなっているそうです。
僕の担当させていただいたクラスでは、より個人の思考を深めるような形にワークを変更。
「私は、旅行が好き」「私は、甘いものが食べたい」「私は、◯◯」…というように、自分のことについて短文で表現することにチャレンジしてもらいました。
合間に、グループワーク・全体ワークを挟むことで、思考を広げるヒントをもらいながら、どんどん自分の中へ潜っていくような時間を目指しました。
最後は、出されたアイディアを元に、「自分の取扱説明書」を完成させ、それを元にスタッフ達と問答タイム。
全員、無事に説明書を完成させることができました!
終了後は、ファシリ達で集まっての振り返り。
更には、ご飯を食べながらの深〜い深〜い場づくり談義。
いやぁ、本当に楽しかった。
しっかし、ウィルドアさん。すごい。
毎回、学校に行くたびに、これだけのスタッフを集めて、打ち合わせやって、備品揃えて、全体管理して…この企画全体のファシリテーターをされているんだもん。そりゃ鍛えられるわ。
クライアント、参加者、そしてここに関わる学生スタッフの成長までをも、場づくりのゴールに組み込んだ事業設計は、新しい視点でした。
いい経験をさせてもらったし、後世の育成のためにも、自分自身の見識を広げるためにも、今後も積極的に関わらせていただきたいと思いました(#^^#)
みなさん、本当にお疲れ様でした!!
〈ゴール〉
私の取扱説明書が完成している!
〈プログラム〉
(0)導入「なぜ、漫画の”あのシーン”が名場面・名シーンと呼ばれるのか」
(1)開会・マインドセット「本授業の主旨・ゴール・プログラム・大切にしたいことの共有」
(2)アイスブレイク「5ビート」
(3)個人ワーク「私は◯◯ワークシート記入」
(4)グループワーク「自分語りすごろく〜私は◯◯ワークシート記入」
(5)全体ワーク「ぐるぐるタイム〜他の人の書き方・視点を盗もう」
(6)休憩
(7)グループワーク「こだわり百人一首」
(8)個人ワーク「私は◯◯ワークシート記入〜私の取扱説明書記入」
(9)ペアワーク「大人との問答タイム」
(10)終了