担当課が声を上げることで動くものがある@令和3年度第1回府中市協働研修
9/8(水)は府中市の協働推進員に向けた研修の第1回でした。
担当させていただくようになってから5年目となるこの研修。
積み重ねてきた協働に関する理解や現場の温度感を踏まえて、毎年改良を加えながら行っていました。
目的に合わせて、お互いが持っているアイディアや強みを活かす…この研修自体が協働ですよねということを担当課と共有しながらいつも進めています。
今年の目玉はなんといっても、「協働とは何か」を、我々担当課がお話したい…ということを自ら仰っていただけたことに尽きるでしょう。
実は5年前のご依頼当初からその形は提案させていただいていたのですが、今はまだその時期ではないということで、私共の言葉で伝えさせていただいていました。
しかし、実際に協働についての相談に応じ、検討し、実行されるのは職員のみなさま。
であるならば、それを管轄する担当課から、「協働を検討してみませんか。私たちも一緒にお手伝いします」と、内部の実情を踏まえながらお伝えいただくことが一番伝わる形だと思います。
我々はファシリテーターとして、事前の資料に対して外部の視点から情報提供を行ったり、より伝わる・理解が深まる形にするためのプログラムデザインを行い、当日は進行を担当しました。
今回、コロナ感染対策ということでグループワークの実施が出来ず、出来てもペアワークまで…ということだったのですが、それを踏まえて新たに組みなおしたところ、思わぬ発見がありました。
結果についてですが、終了後のアンケートで聴いた、「協働について、自分が大事だと思う同じ課のみんなに伝えたい3つのポイント」もみなさん課の方々を想定されたご自身の言葉で表現されていたことから、しっかりと自分毎になっていることが実感できました。
「推進員のみなさまにはこういった役割を担っていただきたい」
「…だから、協働が必要なんです」
一緒に働く仲間に投げかける熱い言葉、本当に痺れました。
次回以降も楽しみです!
〈ゴール〉
「府中の協働」を自分の部署の職員に説明できるようになっている
〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本研修の主旨・本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供「協働とは①」
(4)ペアワーク「ぺちゃくちゃタイム〜感想・気づき・確認・質問の共有」
(5)情報提供「協働とは②」
(6)ペアワーク「ぺちゃくちゃタイム〜感想・気づき・確認・質問の共有」
(7)情報提供「プラッツ紹介」
(8)個人ワーク「協働について、自分が大事だと思う同じ課のみんなに伝えたい3つのポイント」
(9)ペアワーク「ふりかえり〜ポイントの共有」ペアを換えて2周実施