スマホ何でも相談員大交流会@藤沢市
11/17(日)は、藤沢市・認定NPO法人藤沢市民活動推進機構主催の『スマホ何でも相談員大交流会』のファシリテーターを担当させていただきました。

藤沢市はデジタルデバイド(情報格差)対策の一環として、スマホ何でも相談員を市民の中から募集し、スマホの不明点について市民同士で教え合える共助の体制を整えている最中です。
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/dxs/sumahosoudan.html
今回は、そんな志高い相談員の方々が交流する機会の創出ということで、普段の活動の中で感じている課題感や自身が活動を始めたきっかけ、目指したい地域の理想像などをざっくばらんに話せる場をつくりました。
テーマは「シニア層にスマホの楽しみ方を伝えるためのアイデア」について。
会には25名が集まり、それぞれのグループ毎に話題が絶えることなくお互いの想いや考えを共有されていました。主催者のみなさまによる事前の設営もばっちりで、スクリーンの見やすさや各テーブル同士の適度な間隔など、参加されたみなさまにとっても過ごしやすい空間がつくられていました。

ただ、会場を回りながら聴こえてくる声に耳を澄ましていると、どうやら本交流会にあまり乗り気でない…もっと行政の今後の目標や施策について知りたかったり、それを踏まえた上で行政と自分達との役割分担について話したいといったような、より高次で熱い想いを語られている方が一定数いらっしゃいました。
後々聴いたところによると、本交流会は、元々は活動を始めたばかりの方や活動機会が少ない方々がメインターゲットだったのですが、蓋を開けてみるとむしろ普段から積極的に活動されているモチベーションが高い方々が多く集まられていたとのこと。
当初の想定に比べてだいぶ参加人数が少ないことについては事前に情報をいただいていたのですが、そのタイミングで弊社が内訳にまで踏み込んでヒアリングができていたら…
例えば、活動頻度が高い組と初心者組とでグループを分けて話し合うテーマを変え、後で共有…などしてみたり、もしくは活動頻度が高い組の方々に各グループに分かれて入っていただき、ご自身の経験談を話していただいたり、初心者組からの質疑応答に回答していただいたりなど、双方にとってより有意義な交流の時間をつくれたのではないか…
主催者の皆様からは、これでよかった・想いの他賑わってよかったというお声をいただいたのですが…第三者として、プロとしてその場に関わっているからこそ、よりよい形の場を提案できる会社でありたい。
このぐぬぬぬ…という気持ちを忘れず、またもし藤沢市のみなさんとお仕事ができる機会をいただけたのなら、より丁寧なヒアリングをもって場のデザインに活かしていきたいと思います(><;)
参加者のみなさま、お疲れ様でした!
〈ゴール〉
「シニア層にスマホの楽しみ方を伝えるためのアイデア」を楽しみながら出し切った・聴き切ったと感じられている
〈プログラム〉
0.開会、前提の共有
1.グループワーク「自己紹介タイム」
2.情報提供「こんな方法もあるよ!各地の面白スマホイベント」
3.グループワーク「席替えもあるヨ!大交流会×2ラウンド」
4.情報提供「藤沢市より〜今後の進め方について」