市民協働の学びをどう活かすか@厚木市
1/27(月)に神奈川県厚木市にて市職員を対象とした市民協働研修の講師を担当させていただきました。

Active Learnersは協働に関する研修を様々な自治体で担当させていただいていますが、ここはちょっと変わっていて。
ほとんどの自治体では、この研修が終わった後に行政提案型・市民提案型協働事業の件数upにつなげることを見据えて研修を行っています。
なので、こちらも市民と対話を進めるためのファシリテーションについて情報提供を行ったり、対話の練習としてのワークを依頼されることが多いです。
一方、厚木市の場合は、協働についての考え方や協働が必要となった時代背景を鑑みることで、目の前の市民との関わり方や仕事への取り組み方を再考し、今後の業務改善につなげることを目指されています。
情報提供もその目的に合致しており、担当課の管理職から「自分達の関わり方一つで、相対的敵対者から相対的信頼者に変えていくことが必要だ」というメッセージをご自身の体験談と共に熱く語られる場面があったり。
弊社もオリジナルのワークシートを作成し、今の自分の仕事の理想・現状・課題の設定が協働が必要とされている今の世の中にマッチしているか・改善の余地はあるかを個人やグループで振り返るワークを実施しました。

終了後のアンケートでは、9割以上の方々が「よく理解できた・まあまあ理解できた」と回答してくださり、ご自身の言葉で今後の市民や仕事への向き合い方を表記してくださりました。

やはり担当課がしっかりとした目的意識をもって実施されている研修は、最中の言葉選びも一貫されているので、参加している側にも伝わりやすく、しっかりと効果が現れるんだなぁと実感。
共に学び合った中堅職員さん達が、市民と共に厚木市を盛り上げていかれますように(#^^#)�参加者のみなさま、お疲れ様でした!!!
〈ゴール〉
自分の仕事に「協働」をどう取り入れたらいいのかが説明できるようになっている
〈プログラム〉
0.開会・前提の共有「本日のゴール、プログラム、グランドルールの共有」
1.アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
2.情報提供①「厚木市の考える協働とは」
3.個人・グループワーク「ぺちゃくちゃタイム」
〈休憩〉
4.情報提供②「協働の視点で業務を見直してみよう」
5.グループワーク「ワークシート共有・振り返り」