投票、どうします?? 〜4/26杉並区議会議員選挙に向けて〜

みなさんは、どういう基準で決めていますか?

・・・っていうのを自然に話せるようになったらいいなぁ〜と思ったので、まずは自分から。

僕は、一番最初に下記の3つのフィルターを軽く通して、その上で政策も含めて総合的に判断してます〜。

■1 国政政党の推薦・支持を受けていない人

 

理由は2つあります。

1つは、国と地域は関係はあれど、違うからです。

国政政党にとっては、地域レベルで政党の意志を拡げられ、国政選挙にも有利な結果につながっていく可能性を秘めているでしょう。

立候補者にとっては、“大きな看板”を手に入れることができ、更に公認候補になれば人材・資金面でのバックアップが得られるでしょう。

じゃあ、有権者にとってはどんないいことがあるのだろう・・それがね、ど〜〜〜しても思い浮かばないんです。

所属政党の方針と地域の方針が異なってきたら、どうするんだろう??

国政政党の人達と区議会議員って、きちんと意思疎通とれてるのかしら??

ん〜すんなり投票しようと思うには、ちょっと納得いかないことが多いのです。。

もう1つは、僕が杉並区ワールドカフェ・サロン“100とも”の主催者だからです。

政治には、まだまだ根強く“色”がついています。世代なんですかねぇ。。。

自分自身がどんな意識で応援しようが、他者の目からは違って写ってしまう場合があるんですよね。

100ともは、世代・立場・国籍をこえて集まる、杉並区の聴き合いの場です。

こんな若造が大袈裟かもしれませんが、杉並区を舞台に、安心・安全で、対等な場をつくっている以上は、できる限り無色透明でありたいと思っているんです。

本当なら応援したい人もいるのですが、誰に投票したかぐらい堂々と言いたいので、そういう意味でもちょ〜っと投票することに気が引けてしまいます。。

■2 会って話したことがある人

 

僕にとっての理想の選挙は、

選挙ポスターに出ている人が全員知っている人で、

その人達とは政治とかの話題以外で結構深い話をしたことがあって、

カッコいいところも人間くさいところも両方分かってて、

その上で今の理想のまちのイメージをもっている自分が、

「今回はあなたの普段からのこの活動を応援したいと思ったから投票したよ〜。他のみんな、ごめんなさい。でも、一緒にまちで頑張ろう!」と、立候補者にも、周りの友達にも普通に言える・・・そんな状態です。

つまり、僕にとっては日常でのその人との距離感が大切なんです。

そういう意味では、今のご時世でネットを使用していない候補者の方達は、「あぁ〜日常を伝える気がないんだなぁ」と、申し訳ないけれど努力不足だなぁと思ってしまいます。

また、選挙ポスターとか、写真とか、街頭演説とか、選挙カーとか、雨の中頑張ってる姿とか・・・そういう非日常的な行動は、あまり判断基準になりません。

やはり、“普段、その人自身は何をしているのか”が知りたいです。

■3 自身が地域でプロジェクトを回していたことがある人

 

実行力がある人に投票したいです。

若さとか、女性とか、任期とか、生まれも育ちもとか、話題性とか・・・そういうのは全部その人が目指す理想に向けた活動をよりやりやすくするための“武器”だと思うんですよね〜。

だから、まずは根っこの部分。その人自身を知りたい。

そして、地域をよりよくするために最低限必要だと思われる実行力が知りたい。

だから、マニュフェストよりも、企画書と報告書を読みたいなぁっていつも思います。

5W2Hの一貫性。

スケジューリング感覚。

根回しの順番。

出てくる関係者名。

そして、それを説明しているときのその人の顔や喋り。

その辺りを見れば、「あっ、やってる人だな」って言うのは分かります。

もちろん、想いをもった人が新人としてチャレンジするっていうのも素敵なことだと思います。やってみないと、分からないですから。

ただ、やる前に程度は違えどそれなりの地域活動の積み重ねは必要だし、やってみてやっぱり向いていないという風に思うこともあると思うんです。

そういう人がずっと居座っている状態っていうのは区民にとっては不利益ですし、本人にとっても別の地域への関わり方があると思いますから、きちんと選挙で選別された方がお互いにとっていいと思うんですよね。

だから、企画書と一緒に報告書も読みたい。

■ 最後に

どれだけオブラートに包んだつもりでも、どうしても出てしまいますね。

そうなんです。僕、今の選挙のやり方、好きじゃないんです。

だから、4年後、何かしらの形で関わります。

今の理想は、地域政党をつくること。

普段から杉並区内で活発に活動している顔が見える人達でチームをつくるの。

数えたら、52名、思い浮かぶ人がいます。

その中で、「区議会に現状を報告しにいく係」(=区議会議員)を3名くらい決めて、その人達に立候補してもらう。

区議会議員にならないと生活が成り立たないと、金銭問題や執着が生まれて困るから、仕事をしている人の中から選出かな。

係の報酬は20万と決めておき、それ以外の報酬で地域で興す新規事業のためのファンドをつくる。

団体の新年会やパーティーに、無駄に出席する必要がない。だって、その団体にもメンバーが所属しているんだから。

これまで慣習や儀礼的なつながりではなく、“今”、活動している人達の生の声を、区議会や行政にもっていける団体。

いざとなれば、活動者とその活動に参加している「杉並区で動いている人達」の総意を集められる団体。

区民が投票したいと思える人達がたくさん集まっている団体。

そんな団体・・・地域政党

理想は4年後。

とにかく、4年後は何かしますよ。

自分の住んでいる地域のことだもの。

りんを

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