わぐわぐ寺子屋プロジェクト2025夏、8/26〜28に嬬恋で開催!無事に終了!!
杉並区の次世代育成基金を活用した、小学校5〜6年生を対象とした2泊3日の宿泊体験プログラム。
8年目となる今回は、僕の移住先である嬬恋村・休暇村鹿沢キャンプ場で実施することができました!
うぇるか〜〜〜〜む!!!(#^^#)

今回も1人1張りのソロテントを支給して自分で立てたり。
与えられた夕食のテーマと予算に基づいて自分達で献立を立てて買い出しをして、火を点けるところから始めたり。
決まっているスケジュールはほとんどなくて、各々が最高の夏休みの思い出づくりのために、それぞれの好きなことをして過ごすのが寺子屋の特徴です。

事前のオンラインミーティングでも、当日も、とにかく自分達の好きにしてもいい場なんだよ〜と伝えても、始めのうちは、
「今、お菓子を食べていいですか?」
「水筒に水を入れていいですか?」
「夜更かししてもいいんですか?」
なんて、許可を求める浅い質問ばかり。
でもそれに対して、
「今、食べちゃいけない理由があるとしたら何が思いつく?」
「おれは今のうちに入れておく方が後々便利だと思うけれど、○○はどう思う?」
「明日の朝ごはんの時間は伝えてあるよね。その時間に間に合うようにするためには、○○だったら何時に寝ればよさそう?」
などなど、指示や命令ではなく、質問を通じて自分で考えるきっかけをつくりだすことで、「あっ、こいつら本当に指示してこねぇぞ」となり、少しずつ自分で考えるようになっていくんです。

また、自分1人ではなかなか立てられないテントも、周りで早く立てられそうな人のやり方を観察したり、チームを組んで一緒に1張りずつテントを立て合ったりしながら、ペアやグループで行動することの本当の意味を実感していきます。
そんな中で勝手に誕生していく、それぞれの分野のスペシャリスト達…火付職人。お料理名人。竹割のプロ。カエルマスター。徹夜マニア。
う〜ん素敵過ぎる。

そして、そんな子ども達の学びと遊びを支えるのが、過去の参加者で今もつながり続けてくれている中学生から大学生のスタッフ達。

今回は彼らの活躍はもちろん、苦悩や葛藤が際立った回でもありました。
小学生が主役の場なのに、ついつい自分の答えを押し付けてしまったり、手を出しすぎてしまったり。
夜の振り返りの時間に、それらを自覚していて落ち込むスタッフもいれば、次の日には目に見えて修正できているスタッフもいて。
め〜っちゃ自由気ままな時間を過ごしているはずなんだけれど、その中でそれぞれの立場のそれぞれの学びがあって。そしてどんどん変わっていく。
だから寺子屋は面白い(^^)
今年もみんなで素敵な時間を過ごすことができました。
嬬恋村の涼しくて安定した気候、そして美味しいお野菜達に感謝♡
おっつかれさま〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!