ムダな会議にサヨナラ!活動が楽しくなる会議のコツ@市民活動センター立川
立川市内で活動するボランティア団体や市民活動団体向けの講座を担当させていただきました。
「会議の成功は、事前準備に8割〜9割かかっている」
なんていうのは、よく言われるようになってきましたが、じゃあどういう風に準備すればいいのさ?ということについて、ファシリテーションとプログラムデザインの原理・原則を絡めて情報提供させていただきました。
ファシリテーションは、「人が集まる場におけるおもいやりと、おもてなし」…と最近は表現しています。
おもいやり(心得)とは、参加者の”もやもや”を想像する力。
まずは自身の価値観や思い込み・決め付けを知り、フラットな視点をもつこと。
その上で、参加者が場で感じている心配なこと・わからないこと・知らないこと・不安なこと・緊張・怒り・誤解・無関心…などに気付くこと。
そして、おもてなし(作法)とは、そんな参加者の”もやもや”を解消するための知識と手段。
不安そうな人を見つけて話しかけることから始まり、質問すること、適切な会議を組むこと、板書すること、分かりやすい進行…など。
「ファシリテーション」という個別具体的なスキルがあるわけではなく、参加者のもやもやを解消するための行動は、全てファシリテーションですよ…というお話。
じゃあ、会議の場において、参加者はどんな”もやもや”を抱くでしょう?私たち主催者は、どうすればその”もやもや”を解消できるでしょう?
…と、進んでいきます(#^^#)
今回は、参加者同士での対話や質問が多く上がったので、当初予定していた「書くワーク」はやめて、情報提供の時間を重視。
最終的には、個々人が今の会議を踏まえて「これやってみたい!」を伝え合うことができました。
参加者のみなさん、お疲れ様でした!!
〈ゴール〉
参加者から意見がたくさん出てくる会議の作り方を、他の誰かに説明できるようになっている!
〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本日のゴール・プログラム・大切にしたいこと」
(2)個人ワーク「Start & Goalシート記入」
(3)グループワーク「チェックイン自己紹介〜シート共有」
(4)レクチャー①「ファシリテーションを用いた会議の作り方<前編>」
(5)グループワーク「ぺちゃくちゃタイム」
(6)レクチャー②「ファシリテーションを用いた会議の作り方<後編>」
(7)グループワーク「ぺちゃくちゃタイム〜講師とグループ一問一答」
(8)個人ワーク「Startで記載された課題をどう解決する?」
(9)ふりかえり