協働研修シリーズラスト! 府中市職員さん向けファシリテーション研修実施!

いつも大変お世話になっている府中市役所にて、職員さんのファシリテーションスキル向上を目的とした研修の講師をActive Learnersの2名で担当しました!

庁内での会議や市民協働事業における打ち合わせ等で、当事者間の十分な納得感を伴った議論を進められるよう、参加者としてできるファシリテーションスキルを身につけてほしい。
昨年から協働推進課様よりご依頼いただき、今回は更にポイントを明確にしてパワーアップした研修を提供させていただきました(*^^)v
職員の皆様の勤務スタイルに対応できるよう、同じ主旨で午前・午後の2回実施にされるなど、協働推進課の皆様の熱意を感じながらの場づくり。
継続的にお仕事をご一緒させていただけているからこその安心感があり、だからこそのチャレンジも楽しみながら実施しました!!!

<ゴール>
次の会議・打ち合わせ・対話の場で使いたいスキル・意識したい臨み方を1つ以上発見している!

<プログラム>
①導入
②チェックイン
③個人~グループワーク「Start & Goalシート記入・共有」
④レクチャー「ファシリテーションとは」「ファシリテーションスキルのあれこれ(1)」
⑤グループワーク「コンセンサスゲーム(1)『プロジェクト・チーム』」
⑥振り返り
⑦レクチャー「ファシリテーションスキルのあれこれ(2)」
⑧グループワーク「コンセンサスゲーム(2)『これからの時代を生きていくために』」
⑨振り返り

様々な対話の場における発言って、実はその発言者自身の価値観や考え方が大いに反映されている。
話し合いのとき、発言内容そのものにすぐ「いいね!」とか「いや、違う!」とか反応してしまいそうになるけど、発言の背景にあるその人の立場や経験等に基づく価値観について眼差しを向けてみよう、ということを大前提にしました(^^)b
Active Learnersは、全員にとって納得感のある会議・対話の場をつくるためにこれが重要な視点だと考えています。
「氷山モデル」などイメージしやすいですね!
参考:【氷山モデル】 | 旬ワード | アーティエンス -氷山モデルとは-
https://artiencecorp.com/…/%E6%B0%B7%E5%B1%B1%E3%83%A2%E3%…/

その上で、1人の参加者としても実践できる、表面的な言葉だけのやり取りにならないための、また、議論を通して想いや考えが丁寧に共有され蓄積していくための働きかけ方として「(プロセスを)観る」「書く」を提示。
また、場をつくる立場からできることとして「ゴール・ルール設定」「参加者についての事前把握」「会場設営」「グループサイズ」の観点をお伝えしました。

コンセンサスゲームを2回行うことで、「やってみよう→振り返り→行動修正してもう1回やってみよう」と展開しましたが、参加者の皆様の行動変容がスゴいスゴい!!!
コンテンツ(議論内容)以外の、プロセスに働きかける行動(言葉の確認・時間管理・観察からの発言のケア・ライブレコーディング・見える化…)が格段に充実したのです♪
いいね~いいね~と2人でニヤニヤしながら、皆様の学び・気づき・行動変容を見届けたのでした(#^^#)

これで府中市よりご依頼いただいた今年度の協働研修シリーズは終了です。
私たちにとってもたくさんの学びを得られる機会をいただき、大変感謝です!
そして、振り返り会と称した飲み会が早くも楽しみです~(笑)