参加者の想いや考えが出しやすい場=夢がカタチになる場@土浦市

こんばんは!

いよいよ12月も折り返しですね…1年が本当に早い。。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

僕は先日受験した野菜ソムリエの資格試験に合格していたことが判明し、胸を撫で下ろしているところです。

さて、11/24(金)と12/1(金)は、茨城県土浦市市民協働課主催による『協働のまちづくりワークショップ〜夢をカタチにする会議づくり』の講師を担当させていただきました。

町内会やボランティア団体などの地域活動、趣味や仕事の集まりで、「会議をしてもなかなか進まない・決まらない・みんなの納得感がない……」とお悩みの方々を対象に、ワークショップ形式で「進む・決まる・納得できる」会議の運営方法を学ぶ時間をつくりました。

第1回では、基本的なファシリテーションの考え方に加え、交流→発散→収束のステップを実際に体験していただきました。

参加者同士の関係性を丁寧に育むことが、言いやすい・聴/訊きやすい雰囲気につながり、言い切った・聴/訊き切ったという満足感が、物事をまとめる・絞る・決めることへの納得感につながる…ということが、ワークを通じて実体験することで腑に落ちたようです。

また、発散型会議体験では、見える化を丁寧に行うことで、話し合いがちゃんと積み重ねられている達成感を感じられるということや、同じ情報を見て話を進めることの大切さを実感できたようでした。

第2回では、まずは前回のおさらいということで、発散型会議体験をメンバーをシャッフルして実施しました。

前回とほとんど変わらないお題にも関わらず、メンバーが変わった…関係性ができていないだけでこんなにも難しいのかと、ここでも交流:関係性をつくることの大切さを実感されたようです。

その後、発散と収束のそれぞれのステップをより効果的に行う手法についての情報提供を実施。

発散をする際の4つルールや、グルーピングの本当の目的とやり方など、これまで「なんとなく」行っていたことを、より効果的に実施する方法を紹介しました。

また、収束に関しても、決め方を“先に”“みんなで”決めておくことの大切さや、アイデアの好き嫌いで決めないようにするための方法など、言われてみればそうかということを体系化してお伝えしました。

そして最後はコンセンサスゲームにチャレンジ。

どのチームも、まずは個人で考える→その後、一人ずつ発表→フリートークと、発散の時間の進め方の基本は忠実に守りながらも、どうしても全体での見える化ができなかった…手元にメモしてしまっていました。。

終了後のフィードバックでお伝えすると「確かに〜!!!」と悔しがる声。

煮え切らないモヤモヤを噛み締めながらも、振り返りの時間では、それぞれが自分の言葉でファシリテーションを紹介したり、今後の活かし方についてお話することができました。

こういう終わり方もありですよね(^^)

今日の悔しさをバネに、みなさんがそれぞれの現場で本日の学びを活かしていただけると嬉しいな♪♪

参加者のみなさま、2週に渡りお疲れ様でした〜(#^^#)♡

〈ゴール〉*第1回・2回共通

①ファシリテーションとは何か、自分の言葉で説明することができる

②今後の話し合いの場でやってみたいことが1つ以上思い浮かんでいる

〈第1回プログラム〉

(1)開会・前提の共有「本研修の主旨・本日のゴール・プログラム・ゴールの共有」

(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」

(3)情報提供「参加しやすい場をつくる方法〜すぐに実施できるファシリテーション3選」

(4)グループワーク「私のトリセツ」

(5)個人ワーク「学びの整理」

〈休憩〉

(6)グループワーク「発散型会議体験」

(7)振り返り

〈第2回プログラム〉

(1)開会・前提の共有「前回の復習・本日のゴール・プログラム・ゴールの共有」

(2)グループワーク「グループde団欒〜自分達で関係性をつくってみよう」

(3)情報提供「もっと発散する方法・納得感をもって収束する方法」

(4)グループワーク「復習!発散型会議体験」

〈休憩〉

(5)グループワーク「コンセンサスゲーム(正答あり)」

(6)振り返り