つくれる つながる むさしのセッション〈前編〉@武蔵野市

今、武蔵野市で行われている面白い企画に関わっています。

その名も、『つくれる つながる むさしのセッション』

むさしのセッションは、武蔵野市役所と武蔵野市コミュニティ研究連絡会が共催で実施している全4回の連続講座です。

集まった参加者が、自分達の想いを語り合ったり、チームを組んだり、アイデアを発散・収束させながら、最終的にはプレゼンするところまで実施…そして、そこまでのプロセスを通じてファシリテーションも学べちゃうという、大変お得な(??)企画なんです(#^^#)

武蔵野市では「コミュニティは地域の中で自然に生まれ、市民自身がつくるもの」として、町会自治会がなく、コミュニティーセンター(通称コミセン)という市民のための施設を拠点として、地域住民による自主参加・自主企画・自主運営によってコミュニティづくりが進められています。

*コミセンについて https://www.city.musashino.lg.jp/…/community…/index.html

そんなコミセンを知ってもらう・参画したい市民を増やしたい、同時に既にコミセンに関わっている方々がより多くの市民とつながる・つなぐための力を養いたい…そんな想いを伺い、今回のプログラムをデザインさせていただきました。

第1回(2/17(土))では、既に武蔵野市で活動を行われている方々によるトークショーを実施し、そこで出たお話も踏まえてそれぞれがやりたいことや普段から考えていることをじっくり聴き合いました。つなぐ力として「きく(傾聴/質問)」を紹介し、ゲストや同じグループのみなさんとの対話を通じて実践的に学びました。

第2回(3/2(土))では、自分の「やりたい!話したい!解決したい!」をベースに、似たもの同士・惹かれたもの同士でチームを結成しました。丁寧な交流の時間を重ねながら、「何をやりたいか」「やることでどんな理想を実現したいか・課題を解決したいか」について、お互いの想いを発散しました。つなぐ力として「かく(書く/描く)」を紹介し、チームでのアイデア発散で出た意見を見える化しながら進めていただきました。

参加者のみなさん、本当にモチベーションが高い方々ばかり。

そんなみなさんに集まっていただくことができたのも、事前の段階で企画委員さんと市職員と熱い議論を交わし、しっかりと想いをチラシに載せることができたからでしょう。お疲れ様です!

さて、この後はいよいよ企画を詰めていく段階に入っていきます。また、同時にここまでのプログラム…初対面だった方々が、気軽に話せたり、自分達でメンバーを募ってチームを結成して自らの中に溜めていた熱い想いを共有し合ったりできるようになったこの一連の流れがなぜ起きたのかを、「ファシリテーション」を通じて説明し、体感したものを学びに変えていただければと思っています。

最終的にはどう発展していくか…乞うご期待!

〈第1回ゴール〉
まちに関わる面白さを知り、自分も関わりたいと思えている

〈プログラム〉
(1)挨拶・前提の共有「本企画の主旨・コミセンの紹介・本日のゴール、プログラム、グランドルール、つなぐ力の紹介」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供1「まちづくり先駆者達によるトークショー〜前半戦」
(4)グループワーク「グループインタビュー〜1ラウンド」
*休憩タイム*
(5)情報提供2「まちづくり先駆者達によるトークショー〜後半戦」
(6)グループワーク「グループインタビュー〜メンバーを変えて2ラウンド」
(7)振り返り「今日の感想・気づき・学びの共有、今日の“きく”は何点だった?」

〈第2回ゴール〉
チームで実施したいと思えるアイデアについて、メンバー全員が納得するまでアイデアを出し切れた

〈プログラム〉
(1)挨拶・前提の共有「本日のゴール、プログラム、グランドルール、つなぐ力の紹介」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供「あらためてチームづくり〜プレゼンまでの流れの紹介・考えた企画について市やコミセンができること共有」
(4)グループワーク「ぺちゃくちゃタイム」
(5)個人・全体ワーク「マグネットテーブル〜想いの記入・仲間集め・チーム完成」
*休憩タイム*
(6)グループワーク「私のトリセツ」
(7)グループワーク「作戦会議〜想いや考えの発散」
(8)振り返り「今日の感想・気づき・学びの共有、今日の“きく”“かく”は何点だった?」