生きづらさを感じている少年・少女が再出発できるまちを目指して@西東京市まちづくり円卓会議
西東京市では、多様な立場の関係者が集い、西東京市の地域課題解決について、どのように協働し解決につなげるかを協議する場として、平成24年度から「まちづくり円卓会議」を実施しています。
今年度2回目となる今回のテーマは「再出発ができる社会へ…少年・少女との伴走を考える」
現場で活動されている会議メンバー6名による顔合わせと情報共有の場に、テーマに興味・関心のある方々が参観者として集まり、耳を傾ける…これが「公開会議」と言われる円卓会議の形になります。
合同会社Active Learnersは、プログラムデザインと当日のファシリテーターを担当させていただきました。
今回のゴールは、
会議メンバーも参観者も少年・少女のいきづらさに関する現状とそれを支える様々な活動について知る時間を通じて、
(1)色々な視点を学び、家族や友達に説明できる
(2)“私は”こう伴走します!と表明できる
の2つ。
このゴールを、円卓会議という手法を用いて実現するためにはどうすればいいのか、ALsとして丁寧に取り組みました。
まず、6人の会議メンバーによる情報共有をスムーズに行うために、グラフィック・レコーディングをお願いしました。議論をきちんと板書して、見える化することで、指を差しながら同じ言葉を見て話ができたり、議論の空中戦やいったりきたりを防いだり、意見を書かれたことによる承認が自身の意見への固執を防いだり…いいこと尽くし♡
しかも、今回はもう凄腕の2人にお任せしたもんだから、グラフィック自体が会場の雰囲気作りに寄与してくれました。もちろん、綺麗なだけではなく、しっかりと中身の詰まったグラレコ。休憩中などもそれを元に情報のヌケ・モレに気づく会議メンバーがいたり、本当に役立ちました。2人にお願いしてよかった。
他にも、最初にお互いの温度を感じられる握手から始めてみたり、主催者がなぜこのテーマを選び、なぜメンバーを集めたのかをしっかりと語っていただくことで場に筋を通したり、後半戦はアイディア出しの時間だったので会場レイアウトの変更を提案してみたり…中立的な進行者だからこそできることを考えながら進めました。
最後は会議メンバーによる行動宣言で終了。
メンバーのお一人が感極まって涙されるような、情報も愛も盛りだくさんの時間になったようです(^^)
参加者のみなさま、グラレコを担当して下さった松本さん、肱岡さん、そして主催者である西東京市市民協働推進センターゆめこらぼのみなさん、本当にお疲れ様でした。
*当日は主催者以外は写真・動画の撮影を禁止しました
*個人の発言が特定できないもののみ、アップしています
〈ゴール〉
会議メンバーも参観者も少年・少女のいきづらさに関する現状とそれを支える様々な活動について知る時間を通じて、
(1)色々な視点を学び、家族や友達に説明できる
(2)“私は”こう伴走します!と表明できる
〈プログラム〉
①開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・ルールの共有」
②アイスブレイク「握手de自己紹介」
③ストーリーテリング「私がこの会を企画したきっかけ」
④情報提供「会議メンバー5分間自己紹介」
⑤グループワーク「ぺちゃくちゃタイム」
⑥休憩
⑦グループワーク「アイディア発散」
⑧振り返り