杉の樹大学"コミュニケーション力アップ講座"の講師を担当しました〜その1
こんにちは。
りんたろうです。
本日は、6/12に実施したワークショップ型研修の様子です。
すぎなみ協働プラザ様から
昨年度もご依頼いただいた本講座。
2週連続で、第1回目は”聴く・訊く”がテーマ。
今後、年度末までグループワーク等が続く中、改めて自分の”きき方”を再考し、より学びを深めることが目的です。
〈本日のプログラム〉
★ゴール:帰ってから実践したい”いい聴き方”
(1)開会・マインドセット:ゴール・プログラム・ゴールの共有
(2)ペアワーク〜質問de自己紹介
(3)グループワーク〜グループde他己紹介
(4)レクチャー「地域活動に”きく”が必要な理由」
(5)個人ワーク〜自分の聴く・訊くは何点?
(6)グループワーク〜ワールドカフェ
(7)ふりかえり
姿勢やオウム返し・・のようなテクニック的なものは、いくらでも本やネットに載っているので扱わず。
大切なのは、色々な人の聴き方・訊き方に触れること。
そして、他人との聴く・訊くを通じて「楽しかった」「なんか、いいことがあった」という実感を持つこと。
それらを意識してプログラムをデザインしました。
特に(4)の後の(5)は、よねさんと相談して付け加えたワーク。
地域活動をする上で、みんな想い描いているのは”もっといいまちにしたい”という想い。
また、そういった特別な活動をしていなくても、”いいまちに住みたい”と思って、今のまちに住んでいる人が多いでしょう。
でも、この”いい”が、み〜んな違うから、ややこしい。
ベッドタウンにしている人。
子育て中の人。
学生。
要介護者。
誰もが、違う。
だから、まちのことを考えて、動くときには、それぞれがイメージする”いいまち”について、伝え合い、聴き合うことが大切になる。
そういう会話をするためにも、まずは自分が描いている”いいまち”をきちんとイメージする必要がある。
そういった、社会の尺度ではなく、自分の尺度で物事の基準を定めることが苦手な人は、これまでの経験からすると少なくない。
今回の「自分の聴く・訊くは何点?」は、自分の尺度をつくる練習としても使えないかなぁというのが、今回の狙い。
いくら説明したところで、もしかしたら、「点数をつけろと言われても、そちらで基準を示してくれないと点数のつけようがない」・・・なんて言われちゃうかなぁというのも心配していましたが。。
全くの杞憂でした。こちらの伝えたい意図をしっかりと汲んで、自分はこうだけれどあなたはどう??というような話し合いが自然と発展していきました。
最終的には、参加者全員が「自分はこんなことに気をつけようと思った」ということを書き、グループのみんなと共有し合えたので、無事にゴール達成と言えるでしょう(^^)
次回は「伝える」。
楽しみです!!