ピアサポーター養成研修の講師を担当しました@成城大学
5/1(日)、ゴールデンウィーク真っ只中、学生30名と一緒に場づくりについて向き合いましたよ!
成城大学では、先生と一緒に授業づくりを行う「ピアチューター」という役割を担う学生がおり、本研修はピアチューターになりたい方は必修の研修。ピアチューターとして、
*先生の指示や要望にしっかりと応えられる
*その場その場で必要だと思えることを自分で考え、行動に移せる
…ようになるための知識やノウハウを実践を通じて学ぶ場をデザイン・進行しました。
最初にStart & Goalシートに、自分達が考える「理想のグループワーク・グループ学習」と「現状」を記入してもらい、その間にある「課題」を明確に。その上で、情報提供では、ファシリテーションを・事前や最中に、場に生じるもやもやに気づくこと→思いやり(心得)・もやもやを解消するするために働きかけること→おもてなし(手法)と定義し、
〈事前にできること〉
(1)オンライン・コミュニケーションの特徴を知る
(2)場のゴールを確認する
(3)グループワークの“沈黙”を想像する
〈事前にできること〉
(4)観る・聴く・訊くを通じて気づく・促す
(5)明確な指示を出す
(6)“かく”を通じて情報を見える化する
…と、前後半に分けて情報提供を行いました。
更に、それを踏まえての気づきや学びをブレイクアウトルームで共有する時間をとりました。話し合いの最中には、情報提供で学んだ“おもてなし”を実践してもらい、その必要性についても体感していただきました。
いやぁ…みなさん、本当に意欲が高く、しかも学びのレベルが高い。
「思考や発言を個人で整理するタイミングはいつ設定するといいのか?」
「ゴールが達成できなそう…というときにファシリテーターができるアクションは?」
など、内容を理解した上で、完全に自分がその場をつくる視点で質問を出されていましたし、終了後、ALsメンバーに質問を投げかける「放課後タイム」では、半数近い学生さん達が残って下さり、質問を投げかけてくれたり、その回答にうなづきながらメモをとったりされていました。
年度後半では、それぞれがピアチューターとして活動した結果を共有し、更に学びにつなげる場を検討されているそう。
またみなさんと学び合えるのを楽しみにしています♪
いやぁ、本気の学び屋さん達と一緒の場は楽しかった!!!!
<ゴール>
オンライン・オフラインでのグループワーク・グループ学習を活性化させるために実施したいことが1つ以上見つかっている!
<プログラム>
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン・チャット」
(3)個人ワーク「SGシート記入」
(4)グループワーク「SGシート共有」
(5)情報提供「ファシリテーションとは〜事前準備編」
(6)グループワーク「グループトーク〜学びの共有・書くにチャレンジ」
*休憩*
(7)質問への回答タイム
(8)情報提供「ファシリテーションとは〜当日運営編」
(9)グループワーク「グループトーク〜学びの共有・書く&おもてなしにチャレンジ」
(10)ふりかえり「学びをチャットに記入」