振り返りまでを含めて、学習@成城大学

5月に実施した成城大学ピアチューター養成講座に参加された学生さん達が無事に前期の授業づくり実践を終えたということで、9/11(土)は振り返りの機会を設けました。
*成城大学では、先生と一緒に授業づくりを行う「ピアチューター」という役割を担う学生がいます
*5月の様子はこちら
https://active-learners.jp/reports-of-workshops/2021-05-01/


事前に大学側と協議を重ね、前回講座で学んだ内容から、「特にこのポイントについての確認・定着を促したい」という要素を確認し、振り返りシートを作成しました。


具体的には、
「場のデザインとスキル」「対人関係・対話のスキル」という観点から、
 ①見える化する
 ②繋げる・安心感を醸成する
 ③観察する
 ④意見・アイデアを受け止める
 ⑤引き出す
 ⑥促す
 ⑦総合評価
という7項目を抽出し、それぞれを評価する観点を定めました。
振り返り当日にこちらのシートを共有し、まずは個人でしっかりと思考・記入する時間をとりました。


その後、山ノ内と米元が進行を担当する2つのグループに分かれ、シートの内容を共有。
発表者は自己評価を発表し、聴き手はそれを聴きながらフィードバックをGoogle Jamboardに記載しました。


最後は再び個人に戻り、もらったフィードバック等を踏まえて「ファシリテーション・スキルとマインドを持っている者として、次の一歩を踏み出すために何をするかをシートに記入、全体に順番に発表して終了。


やってみて、振り返ってみて、それについて第三者からのフィードバックを受けて、より自覚的になることで初めて身に付くものがあります。
シートに関しては、参加者や大学のご担当者からとても好評いただき、後日、学生から「あの振り返りシートを書いたことで気づいたことがあったし、実際に挑戦して手応えを感じました」なんていう嬉しい声も聴けて安心しています。


ただ、ALsとしては、オンラインだからこそのやりようがあった気がしていて(><;)
ちょっとここについては、次回の定例公開mtg(20日(月・祝)21:00〜)で話し合います。
参加者は場に満足して下さっても、場をつくる者が満足してはいけない。
ゴールを実現すること、時間内に終わることは、当たり前。
その上で、更に意味のある場にするための方法を、常に突き詰めていきます。


〈ゴール〉
次の一歩を踏み出すために、何をするかが具体的な言葉に落とし込めている!
〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)情報提供「改めて…ファシリテーションとは」
(3)個人ワーク「振り返りシート記入」
(4)グループワーク「振り返り&フィードバックタイム」
(5)個人・全体ワーク「振り返り」