自分たちの課で、どう協働を進めるかを考える@府中市
10/21(木)、11/11(木)は、それぞれ府中市協働推進員を対象にした研修の第2回、第3回を実施しました。
第2回では、「協働の視点」を中心に説明しました。
事業のみで考えると、協働は非常に狭い概念になってしまいます。
しかし、そもそも協働の必要性が問われるきっかけとなった、幸福観や課題の多様化に対して「目標や現状、課題を検討する際に多様な主体の視点を取り入れようとする姿勢」は、どんな業務においても重要な考え方です。
これを、「協働の視点」と名づけ、改めて自分たちの業務・事業が届いていない市民はいないか、どうすれば改善できるか・どんな知識や専門性が必要か…を、個々人やグループワークを通じて考えてもらいました。
そして第3回では、第1回で学んだ「協働」と第2回で学んだ「協働の視点」を、自分の課内で広めるためのチラシづくりを実施しました。
・市民協働推進員とは
・協働とは
・自分の課で実施するならこんなことができるかも
…の3点に絞り、推進員それぞれの言葉で、自分の課のメンバーに届くように言葉選びをしてもらいました。
完成したチラシは、最後、協働推進課の職員さんにプチプレゼンして終了。
どのような学びがあり、どのような形で課に伝えているかが分かるようにすることで、推進課のみなさんにも安心感を醸成することができました。
昨年度に引き続き、大きな改定を行った協働研修でしたが、担当課自らの言葉で協働への想いを伝え、各課の職員さん達と丁寧につながる。
これぞ「府中の協働」として胸を張れる内容になったかと思います。
参加された推進員のみなさま、そして協働推進課のみなさま、本当にお疲れ様でした。
〈第2回ゴール〉
「協働の視点」で自分の事業を捉えられるようになっている
〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン自己紹介」
(3)情報提供①「前回のおさらい」
(4)情報提供②「協働の視点とは」
(5)個人・グループワーク「担当している業務・事業の目標・現状・課題を協働の視点で捉え直す〜共有タイム」
(6)グループワーク「ふりかえり」
〈第3回ゴール〉
自分の部署で配布する “協働のチラシ”が完成している
〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン自己紹介」
(3)情報提供「チラシ作成のポイント」
(4)個人・グループワーク「チラシ作成〜アイデア交換タイム」
(5)全体ワーク「フィードバック」
(6)個人ワーク「チラシ作成〜プチプレゼン」
*完成した人から自由解散