協働の必要性に納得感をもつ@厚木市

1/30(月)は、厚木市市民協働推進課からのご依頼を受けて、協働研修を実施しました。

東京都府中市での実績をご覧いただき、お声かけ下さったとのこと。こういうつながり、嬉しいですねぇ(^^)

コロナ禍もあり一度はストップしていましたが、これからのまちづくりを検討していく上で協働は必然となる…という、担当課の強い想いから実現しました。

弊社としても、協働研修は様々な自治体からお声がけいただいていますが、いつもお願いしているのは「担当課として、協働をどのように考えているのか。担当課は、どのようなサポートをすることができるかを表明して欲しい」ということ。

外部から協働の有用性や必要性をいくら説いても、それは絵に描いた餅でしかなくて。
自分達のまちをどうしていきたいのか、そのための協働をどう用いるのか、そして担当課はどう他部署と連携協力していこうと思っているのか…これらを表明することで、ようやく役所内の協働に向けた歯車が噛み合うわけです。

その情報提供に合わせて弊社からは、協働は、「事業」という側面だけではなく、そもそも市民ニーズや課題が多様化している…という現状を踏まえて現事業を見直してみようという「視点」を持つきっかけにもなるという提案をさせていただきました。こうすることで、一見協働とは関係ない部署であっても、多様性を踏まえて事業を振り返ることができるようになります。

そして、ワークシートを通じて自分が担当している事業の目標・現状・課題を明文化し、協働の視点からどう見直せるかを考えていただきました。


実施してみての感想は、担当課のメッセージ性がとても強く、参加者の聴く姿勢がとっても前のめりだったのが印象的でした。


メモをとったり、あいずちやうなづきを丁寧にされている職員さんが殆どでした。
また、協働の視点で事業を見直すワークも、よどみなく書き進めていらっしゃる方が多く、ちょっとイメージが湧きづらかった方も、他者の発表から学び、改めて自分のワークシートに書き足したりしている様子を散見しました。

来年度に関しても、何か一緒にできるかもしれません。
厚木市の今後の協働に注目です!

参加者のみなさま、市民協働推進課のみなさま、お疲れ様でした!

〈ゴール〉
自分の仕事と「協働」をどう結びつけたらいいのかを説明できる

〈プログラム〉
(1)開会・前提の共有「挨拶・本日のゴール、プログラム、グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供「厚木市の考える協働とは」
(4)個人ワーク「付箋の記入」
(5)グループワーク「ぺちゃくちゃタイム〜質問事項の確定」
(6)全体ワーク「質問事項に関しての回答by担当課」
(7)情報提供「協働の視点で事業を見直す」
(8)個人ワーク「ワークシート記入」
(9)グループワーク「ワークシート共有」
(10)ふりかえり