区立学校の「給食無償化」を語り合おう〜義務教育での保護者負担や教育費の使い方を考える@杉並区
3/25(土)に、区民と区長の対話の場である、聴っくオフ・ミーティングのファシリテーターを担当させていただきました。
今回のテーマは、タイトルにも書かせていただきましたが、『給食無償化』について。
給食無償化しよう!…という話ではなく、昨今話題となっている給食無償化を切り口に、義務教育にかかる教育費が、何に・いくら使われているのかを知り、よりよい形を共に模索しようという時間でした。
今回の区役所からのオーダーが、「給食費無償反対も含めた幅広い意見を集めたい」ということだったので、グループトークを前半と後半に分け、
・前半「学校給食無償化」の良い点をみんなで考える
・後半「学校給食無償化」の良くない点・気になる点・もっとこうしたらいいのでは
…をみんなで考えるという形をとりました。
このように考える時間を分けて実施することで、実は賛成/反対という意見をお持ちの方も、自分の意見とは逆の意見を持っている方の気持ちや考えも想像する時間を過ごすことできます。
また、最後の全体トークでは、これまでの時間を踏まえて、改めて一人ひとりが個人の考えを述べるという時間をとりましたが、その際に「どちらかといえば◯◯」という枕詞を付けることを約束事としました。
その一言が頭についているだけで不思議と柔らかい意見表明の時間になるのだから、本当に言葉って不思議なものです。
聴っくオフ・ミーティング事業は、無作為抽出で選ばれた方々と、公募に自ら手を挙げてご参加の方々が半分ずつ集まります。
自分の意見だけを話して終わり…ではなく、多様な視点や意見があることを、お互いに学び合いながら、共に区政について考える時間を今後もつくっていけたらと思います。
参加者のみなさま、お疲れ様でした!
〈ゴール〉
①杉並区の義務教育における教育費や学校給食の現状について理解し、他の人に説明できる
②「学校給食無償化」について、個人・グループから多様なアイデアが発散されている
〈プログラム〉
(1)開会・前提の共有「本日の主旨、ゴール、プログラム、グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「肘タッチde自己紹介」
(3)情報提供「区の施策紹介」
(4)グループトーク
(5)全体トーク・感想共有