ファシリテーションを用いて授業づくりにかける想いや工夫、改善の効果を最大化する@産業能率大学セミナー

7/1(土)、今年も産業能率大学にて授業力向上セミナーの講師をActive Learnersのみんなで担当させていただきました。毎年お声かけいただきまして、本当にありがとうございます…

今年のタイトルは…

『授業づくりにかける想いや工夫、改善の効果を最大化する〜ワークショップデザイン&ファシリテーションでアップデートする授業づくり〜』

生徒達によりよい授業時間を提供しようと日々研究・挑戦をされている先生方の中には、

「なんか上手くいかない…」

「もっといい方法がありそう…」

「思ったほど生徒達に響いていない気がする…」

…なんて悩みを抱えている方もいらっしゃるはず(僕らも場づくりをする時にはいつも悩んでいるのでよくわかります!!!)

そんな先生方を対象に、ファシリテーションの基本的な考え方やファシリテーションを意識した授業デザインの実例、他の先生方との意見交換の時間等を通じて、改めて自分達の授業を見直す時間をつくりました。

午前は、りんたろうがファシリテーターを担当し、ワールドカフェ形式での自己紹介タイムを実施。イメージカードを用いて「これまでの授業」と「これからの授業」のイメージを言語化していただくことで、自分の現状と目標、そして今日の時間で何を学びたいかを明確にするお手伝いをさせていただきました。

その後は情報提供。ワークショップデザイナーとして普段の場づくりにおいて意識しているファシリテーションについてお話させていただき、更にALs顧問で産能大教授の皆川さんに実際にファシリテーションを取り入れた授業デザインを紹介していただきました。

たっぷりのインプットを踏まえ、午後はよねさんがファシリテーターを担当。参加者同士の対話の時間をKP(紙芝居プレゼンテーション)シート等を用いて進行しました。

終了後に頂いた感想では…

・授業におけるゴールを明確にすることが最も不足していると感じました。細部の問いや方法論という狭い視野で考えていたことを実感しています。

・(具体的なスキル向上はもちろんですが)教員同士刺激を受けられることが本当にプラスになります。授業を変えたいという共通の手0まで集まれる場に心より感謝申し上げます。

・自分の授業を振り返ることができて、大変貴重でありがたいお時間となりました。今日感じた色々を実際にやってみて、その結果をまたメールさせてください。KP法etc、実際にやってみて思考に優先順位がつくことも実感できました。

…などなど、まさに我々がお伝えできたらと思っていたことが伝わったようで、とっても嬉しい!

これからも同じ場づくリストとして、一緒に研鑽を積んでいければと思います。

参加者のみなさま、本当にありがとうございました!

〈ゴール〉

学んだファシリテーションのマインドやスキルを、自分流にこんな風に使ってみたい!と紹介できるようになっている

〈プログラム〉

(1)開会・前提の共有「本日のゴール、プログラム、グランドルールの共有」

(2)アイスブレイク「自己紹介〜ワールドカフェスタイル・イメージカードver.」

(3)情報提供「私達が意識している場づくりにおけるファシリテーション〜具体的な授業実例」

*休憩*

(4)情報提供・個人ワーク「KPシート作成〜ファシリテーションを意識して授業デザインしてみよう」

(5)グループワーク「KPプレゼン・グループインタビュー」

(6)振り返り