こどもの居場所をつくろう!@土浦市一中地区

12/26(火)は、茨城県土浦市にある一中地区の同志が集まる場のファシリテーターを担当させていただきました。

社協職員さんの実体験に基づいた「子どもの居場所をつくりたい!」という想いに賛同した民生児童委員さんや町会関係者の方々が集まり、まずはアイデア出しから行いました。

テーブルには模造紙や付箋、水性マーカーを準備。それを見るや、「あぁ〜会社の研修ぶりだなぁ、苦手だったぁ〜」なんてお声がちらほら。

・全員で同じ情報を見ながら話を進める

・議論を積み重ねていることを実感しながら進める

・話題が繰り返すのを防ぐ

…など、ただ言われたから使うのではなく、それを使う理由を説明することころから始めました。

また、初めてのアイデア発散の機会ではとにかく気持ちよく出し切ったと実感することが重要なので、意見を出しやすくするために、

・質より量

・正解を出そうとしない

・誰かの意見を見て思いついたこと大歓迎

…というアイデア発散のルールも共有してからスタート。

まずは個々人で付箋を書いてもらい、付箋に書いたアイデアを順番に発表。その後、出された付箋を見ながら更に思い付いたことを発散。

すると、自然と新しいアイデアが生まれてきたり、そういえばあの人がこんなことを話していた…など、アイデア発散に有用な新情報がちらほら出てきました。

最初は「アイデアがなくて困ってるのよ…」と嘆いていた参加者のお一人も、他の方のアイデアを聴きながらどんどん新たなアイデアを出してくださりました。

もう出し切った!というところで、こちらから介入。似たようなアイデアの付箋をグループとしてまとめ、名前を付けてもらい、付けた名前から更にアイデアを広げていただきました。

「こんなにアイデアが出るとは思わなかった」

「これまで考えていたことが模造紙の上で整理されて嬉しい」

などなど、75分間でしたが成果を実感されたようです。

それぞれ、今回話し合ったことを頭の片隅におきながら、お孫さんにヒアリングしてみたり、ふとしたきっかけで思いついた新アイデアをメモしておいてもらったりしながら、次回はもう一発散からの優先順位付けに進みたいと思います。

どんな意見も前向きに受け止めて、ポジティブな雰囲気で進められていたみなさんに拍手!

お疲れ様でした〜(#^^#)

*ちなみに今回のファシリテーターとしてのお仕事は土浦市のこんな事業に基づいて担当させていただきました。ご活用いただき、ありがとうございます!

https://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page016509.html

〈ゴール〉

自分達がつくりたい居場所について「こうありたい」「これやりたい」というアイデアを発散し切ったと全員が納得している

〈プログラム〉

(1)アイスブレイク「チェックイン」

(2)情報提供「子どもの居場所をつくりたいと思ったきっかけby社協職員」

(3)個人ワーク「付箋にアイデア発散」

(4)グループワーク「アイデア共有→発散」

(5)ふりかえり