アイデア発散は関係性づくりから@武蔵野健康づくり事業団

現在、公益財団法人武蔵野健康づくり事業団の中期計画策定のお手伝いをさせていただいております。

本法人は、「地域住民の生涯にわたる主体的な健康づくりを専門的に支援し、健康寿命の延伸と健康なまちづくりに寄与する」という理念を掲げ、人間ドックやがん検診、市民の健康づくりを応援する各種プログラムの実施等、多岐に渡る事業を実施されています。

今回、職員一人ひとりが「自分ごと」として受け止められる中期計画を策定するため、弊社にご依頼をいただきました。

第1段階では、中期計画策定の中核となる職員の方々にファシリテーション研修を実施し、正しいアイデア発散の方法について学び合う機会を設けました。実際のアイデア発散会を擬似体験していただくことで、当日に自信をもって参加できるようにしました。

第2段階では、部署をこえた小グループに分かれ、中期計画づくりに必要な要素に関するアイデア出しを行いました。

「アイデア発散は、丁寧な関係性づくりから」ということで、自己紹介に加えて、「わたしのトリセツ」ワークを実施し、お互いのコミュニケーションの特性や一緒に目指したい話し合いの場の雰囲気についても想いを共有し合いました。

その後、アイデア発散を実施。ファシリ研修に参加された職員さんが各グループに1名ずつ入り、サポートしながら実施されたおかげで、非常に多くのアイデアが発散されました。

終了後には「出るもんだねぇ…」という感嘆の声や、「こういう機会、大切」という部署をこえたコミュニケーションの機会の重要性を感じられた声が多数聞かれました。

次はいよいよ、出されたアイデアを踏まえた中期計画の骨子づくりです。

たくさんの想いが反映された中期計画になるよう、引き続き伴走させていただきます!

〈ファシリテーション研修 ゴール〉

①ファシリテーションとは何か、自分の言葉で説明できる

②効果的なブレインストーミングを行う上で意識したいことを1つ以上見つけている

〈ファシリテーション研修 プログラム〉

1.アイスブレイク「チェックイン自己紹介」

2.情報提供「参加しやすい場をつくるために」

3.グループワーク「私のトリセツ」

4.グループワーク「ブレインストーミング体験」

5.振り返り

〈ブレインストーミング会議 ゴール〉

中期計画策定に必要なアイデアのタネが模造紙にたくさん出されている

〈ブレインストーミング会議 プログラム〉

1.アイスブレイク「チェックイン自己紹介」

2.グループワーク「私のトリセツ」

3.グループワーク「アイデアのタネ ブレインストーミング」

4.振り返り