第1回火に強い家づくりワークショップ@杉並区
6/14(土)は、第1回火に強い家づくりワークショップのファシリテーターを担当させていただきました。

杉並区には木造住宅が密集している「木密地域」 があるため、区は安心して住み続けられるまちの実現を目指して不燃化支援制度を実施しています。
ただ、現行の制度が令和7年度末で終了となるため、令和8年度からの新たな制度をつくらなければなりません。
今日から始まった全2日間のワークショップは、まさに令和8年度からの制度をつくるための場。ワークショップを通じて区民から出された意見を区で検討し、制度を組み立てて予算請求し、令和8年4月に開始する…という、すんばらしいスピード感のある事業なんです。
そして、そのスピード感を実現するための、担当課である市街地整備課さん達の事前準備のクオリティがすんばらしい!!!!!
カードゲームライクで分かり易い支援メニュー、スライド資料の作り込み、分かりにくいことを分かりやすく説明する言葉選び、論点が明確化された打ち合わせ…一緒にお仕事をさせていただいて大変学びの多い時間でした。

そして、これは手前味噌になってしまうのですが、この事業の担当者が以前弊社が杉並区で実施させていただいたファシリテーション研修に出てくださっていたことも大きかったです。「おかげで共通言語で話すことができた」と評価していただきましたが、仰る通り。
ワークショップという形のないものを一緒に形づくっていく上で、言葉選びや取捨選択の基準が共有されていることはこんなにもやり易いのかと、改めて気付かされました。
*ファシリテーション研修の様子はこちら
…と、事前準備のことばかり書かせていただいちゃいましたが、その甲斐もあってワークショップは大成功。参加者それぞれの意見がしっかりと付箋に出され、「火に強い家づくりに向けてどんな支援が欲しいかについて意見を出し切った!」というゴールは達成したと言えるのではないでしょうか。

それぞれのテーブルに入られていた職員さん達も、職員のみで行ったデモンストレーションではおおよそ出てこなかったアイデアがたくさんあったと、手応えを感じられていました。
次回は来月5日。今回は「発散」の時間でしたが、次回はいよいよ「収束」。みんなでアイデアを精査していきたいと思います。
参加者のみなさま、事務局のみなさま、第1回、本当にお疲れ様でした!!!
〈ゴール〉
火に強い家づくりに向けてどんな支援が欲しいかについて意見を出し切った!
〈プログラム〉
0.挨拶・前提の共有
1.アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
2.情報提供1「これまでの区の取組み紹介」
3.情報提供2「専門家の講演」
4.情報提供3「ワークショップの説明」
〈休憩〉
5.個人・グループワーク「付箋記入→アイデア発散タイム」
6.振り返り・アンケート記入