第1回協働推進員研修が無事に終了しました@府中市

本当は5月頃に予定していた本研修。
コロナの影響で延びに延び、更には密を避けるために2回に分けて実施…ということで本日は午前午後共に3時間ずつ実施しました。

昨年度までのテーマであった「対話と協働」から、「一歩先へ行きたい」という担当課の熱い想いを踏まえて、今回は内容を大幅にリニューアルしました。

協働は手段。
…ではあるけれど、府中市においては平成27年に策定された市民協働推進行動計画にも図示されている通り、「協働を手段として検討することは大前提」であることを強調。

では、どのように検討すればよいかということで、こちらから、事業を振り返るための二つの問いを提案しました。

①行政単独より効果的・効率的に行える方法はないだろうか?ーPlus Valueを想像しよう
②行政のサービスが届いていない市民はいないだろうか?ー本当に”対象全員”に届いていますか
…これら2つの問いについての具体的な好事例を示し、協働の進め方の流れや、協働する上で大切な3つのことをお伝えしました。

そして、学んだ視点を今度は実践してみよう!ということでグループワークを実施。

基本計画に沿って検討された「主な取り組み」を読みながら、*検討すべき取り組み*検討理由*想定する協働団体のイメージ…を3付箋1セットで書き出していただき、その視点と発想力をグループ内、最後は全体で共有しました。

振り返りでは「同じ課の”あの人”に今日の学びを伝えるためのカンペづくり」を行い、各々の言葉で協働を伝える工夫をされていました。

参加者のみなさん、お疲れ様でした(^^)

そして…今回も府中市の協働推進課のみなさんのカッコよさには痺れるばかり。

「今年度は、もっと具体的に協働事業を実施しようと思うきっかけをつくりたいんです」と、事前の打ち合わせでの想いを語られる様もそう。

本日の研修中に「ぜひ、協働を検討する際には私達に相談して下さい!」と、具体的な繋ぎ事例を紹介しながら堂々とお話しされる様子は、アンケートの結果からも、職員さん達の胸を強く動かしたことがはっきりと分かりました。

場は、主催者の想いと準備次第。

そして僕ら合同会社Active Learnersは、そんな主催者の想いをより高いレベルで叶えられるようなお手伝いをしていきたいっ!と、改めて思わされた時間でした。

〈本日のゴール〉
“今日、協働について学んだこと”を部署に戻ってから説明できる!

〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本研修の主旨・本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)個人ワーク「ポジ・ネガどちらでもOK!協働のイメージを付箋に書き出そう」
(3)アイスブレイク「付箋も使ってチェックイン自己紹介」
(4)情報提供①「協働とは」
(5)グループワーク「ぺちゃくちゃタイム&質問を考えよう×2ラウンド」
(6)質問提出→休憩
(7)情報提供②「回答共有タイム」
(8)個人ワーク「協働の視点で取組を見てみよう」
(9)グループワーク「視点の共有」
(10)全体ワーク「ぐるぐるタイム」
(11)個人ワーク「今日の学びを”あの人”に伝えるカンペづくり」
(12)振り返り