Active Learnersが主催者様にご提供するコンテンツの特徴は、(1)どのようなゴールにも対応できる専門知に基づいたプログラムデザイン(2)中立性・第三者性を大切にし、参加者の主体性を引き出すことに主眼をおいた当日進行です。

下記はその一例です。ぜひ、どのような内容の場づくりでも、お気軽にご相談下さい。


■ アイディア発散の場をつくりたい

・2時間制の場合

テーマや当日のゴールを明示した上で集客を行っていただけるよう、主催者と意識の共有を図りました。当日は、参加者同士の関係性作りを丁寧に行い、その上でアイディアの発散を行いました。

〈プログラムデザイン〉
★ゴール:①1人の子どもに対して必要な支援が具体的に見える化されている
②必要な支援について、誰が・何をすればいいのか・何が必要かについてのアイディアがたくさん出されている
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)ストーリーテリング「紙芝居を用いてテーマのイメージ共有」
(3)アイスブレイク「チェックイン自己紹介」
(4)情報提供「市長のお話」
(5)グループワーク1「必要な支援を考える」〜ぐるぐるタイム
(6)グループワーク2「どうすればできる?」
(7)ふりかえり


・3時間制の場合

無作為抽出での参加者募集だったので、参加者同士の一体感の醸成やテーマへの共通理解を丁寧に行いました。また、「こういうアイディアが欲しい・欲しくない」という前提の共有を主催者様に行っていただくことで、主催者様にとって有益なアイディア出しの場になりました。

〈プログラムデザイン〉
★ゴール:「今のまちの特徴」と「これからこうなって欲しいというまちの姿」について、様々な立場の参加者の本音が出され、共有されている
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)情報提供「このまちの動き〜①住民アンケートの結果②震災趣味レーション③道路事情」
(3)アイスブレイク「チェックイン自己紹介」
(4)個人〜グループワーク「私にとってのこのまち」
(5)グループワーク1「ペチャクチャカフェ〜テーマ①このまちの快適な移動について テーマ②このまちの安全と安心について」
(6)休憩
(7)グループワーク2「ペチャクチャカフェ〜テーマ③このまちと他のまち、ココが違う!! テーマ④このまちのもっとこうなると◎なところ」
(8)全体ワーク「ぐるぐるタイム〜他のテーブルを見て回ろう」
(9)ふりかえり


■プロジェクトチームを組織して、企画実現までもっていきたい

・事例1) オリンピック・パラリンピックの機会を通じて市民の力でまちを盛り上げたい

主催者が、町会・商店会・商工会議所といった、まちに関わる様々な団体に声をかけ、メンバー選出を依頼して集まった会。そのため、この会に対するモチベーションの違いが会の運営における課題でした。序盤は丁寧にチームビルディングを行うこと。また、年間を通しての予定を先に提示し、今回は何をする回なのかを明確にすることで、参加者の主体性を高めることを意識しました。最終的には実行部隊・サポーターに分け、活動したい人達同士が集まって活動できる仕組みを提案・進行させていただきました。

〈プロジェクトデザイン(毎月実施・各回2時間制)〉
★プロジェクトのゴール:2018年10月の段階で、この会から具体的なアクションが1つ以上生まれている
第1回 オリ・パラに対するお互いの想いを確認・共有しよう
第2回 チームビルディングワーク・理想のまちのイメージを発散しよう
第3回 理想のまちのイメージから”オリ・パラだからこそ”やりたいテーマを選択しよう 
第4回 自分がやりたいテーマを選択し、ゴールイメージを明文化しよう
第5回 ゴールに到達するための行動計画を立てよう
第6回 自分がどういう立場で関わるのかを表明しよう(実行部隊・サポーター)

以降は実行部隊がそれぞれの頻度で活動を開始。すでにいくつものイベントが実施されています。


・事例2)ラグビーを使って、市民の力でまちを盛り上げたい

市民・関係企業・店舗経営者・活動者…など、とにかくラグビーが好きな方々を集めて実施する会。会をきっかけに、会以外の時間にどんどん自主的な活動が広がっていくような形で進めていきました。市民主導であることを毎回の冒頭に確認することを徹底しつつ、行政側もいきなり手放すのではなく、集まったメンバーの力量に合わせた形での丁寧なサポートを行っていただきました。

〈プロジェクトデザイン(2ヶ月おきに実施・各回2時間制)〉
★プロジェクトのゴール:プロジェクト終了の時点で市民によるプロジェクトチームが結成され、具体的な活動が始まっている
第1回 面白そうな企画・場のアイディアを発散しよう
第2回 プロジェクトチームに参加して、企画を練ろう
*自主的に活動
第3回 実践を振り返り、今後の活動を考えよう 
*自主的に活動
第4回 来年度以降の動き方・関わり方を考えよう

ここで生まれたプロジェクトチームは現在も稼働中で、市と協力しながら事業を進めています。


■研修・勉強会を通じて、テーマに対しての理解を深めたい

・事例1)単発での実施〜区民と区長とのコミュニケーションの場

区の施策について、なぜそのような施策を行なっているのか・具体的にどのようなことを行っているのかを知り、施策実施の根拠となっている課題に対して、私たち区民・区役所はどう向き合っていけばいいのかを対等な立場で対話する場をつくっています。無作為抽出で選ばれた方々であること・場に区長がいることによる緊張感をほぐすために、アイスブレイクにスキンシップを組み込んだり、少しずつグループサイズを大きくしていくデザインにしています。

〈プログラムデザイン(2時間半)〉
★ゴール:①区のボランティアに関する考え方について他の人に説明できる②ボランティアを、「したことがない」から「する」に変えるためのアイディアがたくさん出ている
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「握手de自己紹介」
(3)情報提供1「区長の想い」
(4)情報提供2「担当課より施策の説明」
(5)グループワーク「グループトーク〜アイディア発散」
(6)全体ワーク「ぐるぐるタイム〜休憩」
(7)個人ワーク「私が”いいね!”と思ったアイディア選出」
(8)全体ワーク「一押しアイディア共有」
(9)ふりかえり


・事例2)複数回での実施〜協働と対話についての理解を深める職員向け研修

協働は市民の顔が見えなければ進められないということで、市内で活動している市民との対話を組み込むことを提案させていただき、「市民と一緒に何かをやることが、自分達にとって楽しい・役立つ」ということを、頭だけではなく心でも理解できるような研修をデザインしました。

〈プロジェクトデザイン(各回3時間制)〉
★研修全体のゴール:①自分の言葉で“協働”を説明できるようになっている②自分が“協働”を実現するための第一歩が見つかっている
第1回 協働って何?対話って何?
第2回 市民との対話〜企画アイディア発散!!好きなコト・出来るコト・困りゴトを組み合わせてまちに面白いコトを生み出そう
第3回 KP(紙芝居プレゼンテーション)を用いて”私”の協働をプレゼンしよう


■参加者同士が深く交流する・語り合える場をつくりたい

・事例1)地域教育連絡協議会(地教連)の事例〜私たちのまちは何点?

教職員・青少年委員・町会長など、幅広い世代・立場の方々が集まる場。一人一人の話が長くなりがちなのが課題ということで、①まずは個人で思考を整理する時間をつくる②ペアワークで話し手・聴き手に分かれ、安全・安心に「喋れる」時間をつくることで、その後のグループトークに、一定の満足感をもって臨んでいただけるようにデザインしました。また、最初は自分1人で自分のまちの点数をつけ、対話を終えた後に改めて点数をつけ直していただくことで、色々な人の話を聴くことで自分が変化していることに気付いていただくようにしました。

〈プログラムデザイン(80分)〉
★ゴール:今まで自分が知らなかった学校区の新しい魅力やもっと良く出来ることが1つ以上見つかっている
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「ハイタッチ自己紹介」
(3)個人ワーク「ワークシート記入〜私たちのまちは何点?」
(4)ペアワーク「話し手・聴き手に分かれてワークシートを共有」
(5)グループワーク「グループトーク〜このまちを子ども達にとってもっと魅力的な地域にするために何ができるでしょう?」
(6)個人ワーク「ワークシート記入〜みんなと話して、改めて点数を考える」
(7)ふりかえり


・事例2)市民活動センター主催イベントの事例〜普段から考えていること・もやもやしていることを「問い」立てして、語ってみよう

自身が興味を持っていることを「問い」の形にして他者に投げかけ、その反応を見たり「問い」そのものに関する対話をしたりして、「もやもや」に対する気付きや新しい視点を得ていただけるようなプログラムをデザインしました。

〈プログラムデザイン(180分)〉
★ゴール:自分が気になっていることについて、新たな気付きや視点が得られている
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「ハイタッチ自己紹介」
(3)情報提供「問いが持つ効果・問いの作り方」
(4)個人ワーク「問いを立ててみよう」
(5)グループワーク1「8分間トーク×グループ人数」
*席替え・問いを問い直す・気付きの記入
(6)グループワーク2「8分間トーク×グループ人数」
*席替え・問いを問い直す・気付きの記入
(7)グループワーク3「8分間トーク×グループ人数」
(8)ふりかえり


■チームビルディングを行いたい

・事例1)区役所2年目職員研修の事例

同期の横のつながりを丁寧に紡ぐことと、これまでの働き方を振り返り、明日からの業務に活かせる気づきを得ることを目的とした場を担当しました。個々人で、自分が区役所で働こうと思った学生時代から今に至るまでの人生を丁寧に振り返り、傾聴・質問を通じてお互いに聴き合う時間をつくったり、マシュマロチャレンジや企画づくりワークを通じて、頭も心も使って自然と仲が深まる場となりました。

〈プログラムデザイン(260分)〉
★本日のゴール:①区役所でもっと楽しく働くためのアイディアがたくさん浮かんでいる②同期に対する愛着がこれまで以上に高まっている

(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク1「ハイタッチ自己紹介」
(3)アイスブレイク2「名前はにゃあに」
(4)グループワーク1「マシュマロチャレンジ」
(5)個人ワーク「人生グラフづくり」
(6)ペアワーク「人生グラフを聴く・訊く」
(7)グループワーク2「他己紹介」
(8)グループワーク3「もっと楽しく働くための企画アイディアづくり」
*お昼休憩
(9)グループワーク4「未来新聞づくり」
(10)全体ワーク「プレゼン」
(11)ふりかえり


■教育現場にアクティブラーニング を導入したい

・事例1)県立高校でのKP(紙芝居プレゼンテーション)法導入に向けた研修

生徒達の主体的、創造的で深い学びを促進するためには、まずは先生がご自身の授業を見直す必要があります。この授業で、自分が生徒達に伝えたいことは何なのか。何を伝えればよいのか、逆に何を伝えない方がいいのか…KP法は、伝えたい内容の焦点の明確化や説明時間の短縮に役立ちます。本研修では、実際にKPを作っていただき、発表するまでを1時間で体験していただきました。

〈プログラム(60分)〉
★ゴール:KP法の使い所が具体的にイメージできるようになっている
(1)チェックイン「『なってほしい生徒の姿』『生徒に身に付けてほしい力』のきき合いペアワーク」
(2)レクチャー「KP法とは?」「KPセットのつくり方」
(3)個人ワーク「KP作成」
(4)グループワーク「KP発表」
(5)まとめ「[「伝える」ということ 川嶋直さんのKP法]上映」


■ファシリテーションについて学びたい

・事例1)現場ですぐに使える場面をイメージできる具体的なスキルを学びたい

庁内での会議や市民協働事業における打ち合わせ等で、当事者間の十分な納得感を伴った議論を進められるよう、自分が会議を計画・運営する側でなくても1人の参加者としても実践できるファシリテーションスキルを身につけることを目指しました。具体的には、表面的な言葉だけのやり取りにならないための、また、議論を通して想いや考えが丁寧に共有され蓄積していくための働きかけ方として「(プロセスを)観る」「書く」の2つを提示。それを2度の会議実践の中で振り返りながら定着を図りました。また、場をつくる立場からできることとして「ゴール・ルール設定」「参加者についての事前把握」「会場設営」「グループサイズ」の観点をお伝えしました。

〈プログラム(180分)〉
★ゴール:次の会議・打ち合わせ・対話の場で使いたいスキル・意識したい臨み方を1つ以上発見している
(1)導入・チェックイン「本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)個人~グループワーク「Start & Goalシート記入・共有」
(3)レクチャー「ファシリテーションとは」「ファシリテーションスキルのあれこれ(1)」
(4)グループワーク「コンセンサスゲーム(1)『プロジェクト・チーム』」
(5)振り返り
(6)レクチャー「ファシリテーションスキルのあれこれ(2)」
(7)グループワーク「コンセンサスゲーム(2)『これからの時代を生きていくために』」
(8)振り返り


・事例2)ファシリテーションスキルを使いこなすための土台となるコミュニケーションをまずは学びたい

今後、グループでの活動を多くなるということで、その時に活かせる基本的なコミュニケーション能力の向上を目指した本研修。情報提供に関しては最小限にとどめ、常に自分の体験を振り返り、新たな仮説を立てて、再度実践する「体験学習サイクル」を意識してプログラムをデザインしました。

〈”聴く”版プログラム(120分)〉
★ゴール:帰ってから実践したい”いい聴き方”が思いついている
(1)開会・マインドセット「本日のゴール・プログラム・ゴールの共有」
(2)ペアワーク「質問de自己紹介」
(3)グループワーク「グループde他己紹介」
(4)レクチャー「地域活動に”きく”が必要な理由」
(5)個人ワーク「自分の聴く・訊くは何点?」
(6)グループワーク「ワールドカフェ」
(7)ふりかえり

〈”伝える”版プログラム(120分)〉
★ゴール:自分の伝えたいことが、もっと「伝わる」ようにするための方法が見つかっている!
(1)開会・マインドセット「本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)個人ワーク「自分の”伝える”は何点?その理由は?」〜グループで共有
(3)グループワーク「人間コピー機」
(4)グループワーク「コンセンサスゲーム”砂漠”」
(5)ふりかえり


■総合的な学習の時間を有効に使いたい

・事例1)中学生と留学生の交流の場づくり

英語教育に力を入れている公立校にて、「違う国の人達と話すのって、楽しい!」と感じてもらうことを目指したプログラム。全学年の生徒を前半クラス・後半クラスで半分に割り、学年をまたいだ6~7名グループをつくって留学生ゲストを迎えてもらいました。英語を使うことを意識してもらいつつも、日本語でもいいからとにかくコミュニケーションを取ろうとする姿勢を引き出すことを重視しました。

〈プログラムデザイン(90分)〉
★ゴール:外国人ゲストとのコミュニケーションを通じて①色々な文化を知る②おもてなしの気持ちでコミュニケーションをとる
(1)マインドセット「本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「ハイタッチ自己紹介」
(3)アイスブレイク「この日本語、○○語でどう言うの?クイズ」「この○○語、日本語でどんな意味?クイズ」
(4)グループトーク「Q & A in English」
(5)グループワーク「ゲスト紹介カードをつくろう」
(6)振り返り・お礼のひとこと


■講演会をワークショップ型にしたい

・事例1)パラリンピックについての講演会

パラリンピックの認知度が高まることで世の中はどうなっていくだろう・・そんな、パラリンピックが持つ可能性を、参加者のみなさんと考えること・障害のある方と自分との距離感が縮まることで社会は変わるということをリアルに想像してもらうことを目指した本講演会。
登壇者の1人である高田さんは、視覚に障害をもったパラリンピアンということで、高田さんと同じ世界を体験していただくのが早いと、当日は全員にアイマスクを配布し、着用を推奨して実施することを提案させていただきました。途中、隣同士で目隠ししたままお話したり、ゴールボールを客席で回し合ったりしながら、自身の研ぎ澄まされる感覚や普段は気にならないことへの気づきなど、人の身体の可能性を感じていただきました。

〈プログラムデザイン(90分)〉
★ゴール:パラリンピックの持つ可能性が一人一人の中で思い浮かんでいる
(1)開会・マインドセット「本会の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「目隠しde自己紹介」
(3)講演1「北京パラリンピックゴールボール選手・高田朋枝さんによる講演〜わたしができること・できないこと」〜目隠ししてゴールボール回しなど
(4)グループトーク「目隠しde対話」
(5)講演2「組織委員会パラリンピック統括課長・仲前信治さんによる講演〜パラリンピックの持つ力」
(6)個人〜グループワーク「私が考える可能性を付箋に記入〜近くの人と共有」