まずは、話してみませんか?〜PTA×教員の”その悩み、シェアしましょう”

8月後半は場づくりラッシュ!
アップできるものからしていきますね(^^)
まずは、中瀬中学校の場づくりから。

PTAと教員の合同研修の時間の場づくりを担当しました。
企画当初の打ち合わせでは、「毎年、この時期になるとやっているから…」ということで、何かやらされ感が強かったPTAのみなさま。

校長先生がいる前で、「前年と同じ形にする必要はありません。もし、今の時点でやる必要がないと感じられるなら、やらないのもありです。みなさまが、今、教員の先生が集まる場でしたいこと・すべきことがあるとすれば、それは何なのかを考えてみて下さい」と、やらないという選択肢も視野に入れて、改めて考えていただきました。

その後のPTAのみなさまの打ち合わせを経て出されたのが、今回の研修のタイトル「そのお悩み、シェアしましょう」でした。

学校に関しての悩みは様々あれど、結局はみんな、子どものことを考えてのこと。
みんなはどんなことに悩んでいるのか、私が想っていること・相手が考えていることを、伝えたり聴いたりする場をつくることになりました。

話をすること自体も大切ですが、誰がどんなことに悩んでいるのかを全体でシェアする時間をつくりました。そこで「この人と話したい!」と思った人たち同士で集まって、自由対話の時間に。

終わった後の感想では、

・テーマは「そのお悩み、シェアしましょう」でしたが、そもそも悩み解消が目的ではなく、いつもの担任や顧問等という関係性をなくした人と人という立場で普段話せないようなことをいろいろと話せたと思う。
・緩やかなルールのもと、和気あいあいとした環境で、話し合えたのは、今回のテーマや目的ととても合致していて良かった。
・山ノ内氏が「これだけは守って」というルール、「他言無用」「人によっては深刻なこともあるので気を付ける」等という当たり前だけど大切なことを伝えるタイミングやその姿勢に信頼がもてた。
・先生方がお忙しい中、とてもたくさん参加してくださったことにとても感謝。これが保護者だけだと半分も盛り上がらなかったと思う。
・時間も長過ぎず、短すぎず、適切だったと思います。
・お茶を飲める時間もリラックス効果があって良かったと思う。
・ゴールとしていた「お悩みを話す側も聞く側も、気持ちのよい状態になっている」はかなり達成出来たと思う。
・研修会は、大きな不安の中参加しましたが、山ノ内さんの進行が流石だなと思いました。私を含め参加者は自然に研修会の流れに乗れたと思います。

など、ご満足いただけた様子。
本会の成功は、とにもかくにも、主催者であるPTAのみなさまが、自分たちにとっての必要な場が何かを考え抜いたこと。
そこで出てきた素直な想いが、他の参加者も呼び集め、意味ある場となったのだと感じています。

参加されたみなさま、お疲れ様でした!!

〈ゴール〉
悩みを伝えた人・聴いた人がお互いに気持ちのいい状態になっている!

〈スケジュール〉
(1)開会・マインドセット〜本日の主旨・ゴール・プログラム・ルールの設定
(2)個人ワーク「この場のみんなで話したい悩みを書いてみよう」
(3)グループワーク「マグネットテーブル〜チーム作り」
(4)ぺちゃくちゃタイム①
(5)休憩
(6)ぺちゃくちゃタイム②
(7)ふりかえり