高校の、その先を見据えた授業をデザインしよう@産業能率大学

7/3(土)は産業能率大学主催による第24回授業力向上セミナーでした。


合同会社Active Learnersは、僕とよねさん、そして顧問の皆川さんの3人で一昨年から1講座を担当させていただいておりますが、ありがたいことに今年もご依頼いただきました♡

タイトルは『授業のブラッシュアップ、してみませんか? ~大学の授業づくりから学ぶ! 高校の授業づくり~』としてみました。
当たり前のことなのですが、学びの機会は高校を卒業した後、大学生になっても、社会人になっても続いていきます。
であれば、高校の授業も、高校で完結させたり、ただ受験に受かるためのものではなく、もっと先を見据えた上でバックキャスティングしながらデザインされるべきなのでは?…という発想から本講座をつくりました。
皆川さんとよねさんは、高校での教員経験があり、大学で授業を持っている実践者として情報提供を。
僕は、3人でのアイディア発散を踏まえた上での全体のプログラムデザインとワークシートの作成、当日の進行を担当しました。


10:00〜17:00の対面講座という長丁場。

前半は、本講座の主旨を踏まえ、自分の授業ではどんな学びを提供したいか、そして現状はどうかを整理し、皆川さんよねさんからの情報提供で発想を広げました。
皆川さんは、現在の大学授業の現状と、コロナ下において自身が実践した様々な実践事例と振り返りの手法について。米元さんは、大学として提供したい価値、教員である自分自身が提供したい学びを意識し、具体的にどう授業を組んでいるかについて、それぞれお話しました。

そして後半は、前半で想起された「未来を見据えてこんな学びを提供したい」を実現するため、既存の授業案をブラッシュアップ。個人作業の後にグループ内でブラッシュアップ案を共有し、メンバーからフィードバックをたくさんもらいました。

終了時には、全員が無事にブラッシュアップ案を完成させ、ゴール達成☆★
終了後のアンケートもありがたいことに参加者全員が「大変満足」を選択してくださりました。
ありがたや♡

学校の先生方がこんなにも熱く生徒達のことを考えて、自らの授業案の改善を目指されている姿、素敵だったなぁ♪♪

よねさんのゼミ生で、講座のアシスタントをして下さった斎藤さんが「産能大で学ぶ学生のお手本」として、先生方の質問にハキハキと答えていたり、堂々とふりかえりを発表されている姿も、いいスパイスになっていました(^^)

梅雨真っ只中の足元のお悪い中、一緒に素敵な場をつくれたことを感謝します。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

<ゴール>
自分の授業のブラッシュアップ案が見える化されている!
<プログラム>
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン自己紹介」
(3)個人ワーク「SGシート記入」
(4)情報提供1「皆川さん授業発表」
 →グループトーク・質疑応答・SGシート記入
(5)情報提供2「米元さん授業発表」
 →グループトーク・質疑応答・SGシート記入
*休憩*
(6)個人ワーク「授業案ブラッシュアップ」
(7)グループワーク「発表&フィードバック」
(8)全体ワーク「ふりかえり」