職業体験&インタビューを振り返る@中瀬中学校

10/9(土)は、7月に行った職業体験&インタビューの振り返りの時間を、中瀬中CS委員を始めとする地域のみなさまと一緒につくりました。

毎年、近所の職場での「体験」を通じた労働の実感の獲得を目指して行っていた授業でしたが、今年はコロナの感染拡大防止の観点から「インタビュー」がほとんどになりました。

そんな中で、果たして子ども達は本当に「働くこと」への実感がもてたのか。
「社会に出るのって、楽しそうじゃん」って感じることができたのか。
…そんな不安をストレートに伝えて下さった担当教諭との丁寧な打ち合わせの結果、改めて大人から「社会って、思っている以上に楽しいよ」を伝えてもらうプログラムを組むことになりました。

デザインする上で意識したのは、「大人との丁寧な関係性の構築」。
初対面の方のお話を、いきなりうんうんと素直に聴くことはとても難しい。
なので、最初は大人に聴き&訊き役に徹していただきました。

少しの体験でも、話すことで整理されたり、質問を通じて深めることができます。

そんな時間を共有する中で関係性を構築し、最後に大人達に「働くことの楽しさ・リアル」を語っていただきました。

生徒達の丁寧な聴く姿勢や、しっかりとかかれたアンケートからも、聴き合う関係性がつくれたことを感じ取れて一安心。

この授業を通じてびっくりしたのは、緊急事態宣言が解除されてから、本当にすぐの事業に、20名以上の大人が集まって下さったこと。
地域の力、そして中瀬中CSがもつつながりの強さを感じました。

生徒のみなさん、大人のみなさん、そして担当教諭と校長先生、本当にお疲れ様でした!

〈ゴール〉
「働くのって、社会人になるのって楽しそうだなぁ」と思える理由がいくつか見つかっている

〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「肘タッチ自己紹介」
(3)個人ワーク「職業体験をふりかえる」
(4)グループワーク「ヒーローインタビュー」
(5)情報提供「大人より〜働くって、社会って楽しい」
(6)グループワーク「ふりかえり」