「その事業、なんで始めたの?」から確認することの大切さ@土浦市
土浦市で実施している「あなたの街で地域づくりワークショップ事業」を通じて、ファシリテーターとして関わらせていただいている荒川沖DO!!SPE会のみなさまとの第2回となる会議が3/17(木)に行われました。
「事業を継続させていくための方法を考える場をつくりたい」ということで、第1回は資金調達の新しい方法としてクラウドファンディングの手法について学ぶ時間をつくりました。
3/17(木)に実施した第2回は、“そもそも”の部分を振り返る時間として設定。
(1)今、どんな事業を行っているのか
(2)それに、いくらぐらいかかっているのか
(3)自分達が、実施したいのはどの事業なのか
(4)結局のところ、事業を継続させていくためにはいくら必要なのか
…と、ここまで見えてきて初めてクラウドファンディング等の手法を選択するかどうかが決められるからです。
団体発足当初からいるメンバーから、新規メンバー、更には団体活動をサポートを行う市民活動課の方々がいる中で、改めて確認し合う時間となりました。
ALsとしての関わり方も、今後の自主的な会議進行を見据えたものに。スライドも作り込みすぎず、ゴールや段取りを明確にするだけで会議進行がスムーズにいくことを実体験していただくような進行を心がけました。
ただ、ALsとしてヒアリングや想定が甘かったこともあり、(1)(2)に関しては団体の中では情報共有がされていました。ただ、その手前となる「なぜ、その事業を行うことになったのか」や(4)に関しては既存の資金をどの事業にいくら当てるのかについては、それぞれの考え方の違いが見えてきたので、この2点について丁寧に時間をかけて話し合いを行いました。
最終的には「自分達は、この事業を実施するために、いくら必要だ」という具体的なイメージが共有できたところで終了。
終了後の振り返りでは、話し合いが有意義であったことがみなさまの口から語られ一安心。
ただ、ALsとしては、事前に団体の代表ともっとコミュニケーションをとっていれば出来る準備もあったなと課題も残しての終了となりました。
ありがたいことに令和4年度も本事業は実施することが決まったので、ぜひここでのふりかえりを活かしていきます。
いずれにせよ、素敵な機会をくださったことに本当に感謝しています。
アイスブレイクを通じてたっくさんの美味しいお店情報をいただいたので、ぜひDO!!SPE会のイベントにも赴くぞ〜〜〜!!!
みなさま、ありがとうございました!
〈ゴール〉
①メンバーそれぞれが、現在の事業についてどのように考えているかが見える化されている
②事業を継続するための手段としてクラウドファンディングが適切かどうかについて、ある程度アイデアが出されている
→(変更)自分達が実施したい事業のために、いくら必要かが見える化されている
〈プログラム〉
(1)開会・前提の共有「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「荒川沖の美味しいお店紹介」
(3)全体ワーク「DO!!SPE会事業の棚卸〜実施することになった経緯・どこにいくらかかっているのか・いくら必要?」
(4)ふりかえり