まちで育つ子どもの視点で考える@令和4年度杉並区学校運営協議会連絡会

10/11(火)に、掲題の通り、令和4年度杉並区学校運営協議会連絡会が行われました。
本会には各学校の学校運営協議会の会長が集まり、教育委員会から情報提供を受けたり、お題について各校それぞれの視点や経験に基づいて話し合います。


第一部では、白石教育長から教育ビジョン2022に掲げられた『みんなのしあわせを創る杉並の教育』を実現するための講和がありました。
特にコミュニティスクールの観点に関しては、
・「小学校6年・中学校3年ではなく、このまちで過ごす・育つ9年間…という子ども目線で考えよう」
・「小中学校の連携も大切だが、まずは地域にいる”大人の小中一貫”を目指そう」
・「対話の基本は歩み寄り」
というお話でした。

第二部では、教育長の講和を受けてActive Learnersが進行を担当し、「9年間の学びの階段を考える」というテーマでワークショップを実施しました。


小学校も中学校も、それぞれが独自に子どもの在り方をイメージするのではなく、「9年後に、どんな子ども達になって欲しいか」が共通のゴールとして設定・共有できているからこそ、適切な選択や役割分担が出来ると考えます。
このゴール設定に向けた話し合いは、いずれもっと身近なコミュニティ…例えば教職員とCSや、子ども達自身も交えて実施したり、あるいは連携する小中のCSメンバー等で行われることになるでしょう。今回はその予行演習として、身近な学区の会長達で対話していただきました。

あくまでも練習の場として設けた時間だったので、どんな意見が出たかは割愛します。

この手の抽象的で未来思考なアイデア発散は得意不得意が大きく割れる印象ですが、まさにそういった場になったなと感じました。

途中でメンバーチェンジを行うことで、意見や視点の偏りを防ぐようにしましたが、ここで実感された楽しさや難しさを、ぜひそれぞれの学区での対話に活かしていただけたらと思います。
参加されたみなさま、本当にお疲れ様でした!


〈ゴール〉
小・中学校の連携について下記のアイデアが出されている
①9年後にどんな子ども達になって欲しいか
②そのために私達(学校・保護者・地域住民)は何ができるか


〈プログラム〉
(一部講和を受けて…)
1.アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
2.前提の共有「本日のゴール、プログラム、グランドルールの共有」
3.グループトーク①「9年後、どんな子ども達になって欲しい?そのために、私達には何ができる?」
4.グループトーク②グループチェンジして同様のテーマで実施
5.ふりかえり