子育ち子育て応援する地域づくりのために@杉並区

7/23(日)に、子どもと笑顔with主催による『杉並つながるミーティング2023夏』のファシリテーターを担当させていただきました。

昨年度から始まった本事業ですが、ここでの出会いやつながりが、どんどんと新しい活動に広がっているそうです。

そんなアクティブな方々が集まるように周知活動を行っていたり、新しい活動に広がっていることをしっかりと情報としてキャッチし、会の最初にみなさんと成果として共有をされているのが素晴らしいです。

今回のゴールは、「子育ち子育て応援する地域づくりのために、自分が何をしたいか・出来るかが言えるようになっている」

簡単な自己紹介タイムの後、まずは下記の2点の情報提供がありました。

*一般社団法人TOKYO PLAYさんがまとめられた『子どもが豊かに育つ社会のための「緊急政策提言」』を読みながら、日本の子ども達が置かれている現状を共有しました。

*杉並区が子どもの権利に関する条例の制定に向けてどのように動いているのか、現状とスケジュールを共有しました。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/…/kosod…/1088500.html

このような情報提供を行う意図として、

自分の「やりたい」を通すだけではなく、自分の周りで活動している他の団体や区役所、そして社会の動きをしっかりと認識した上で、協力できるところは一緒に進めていく。そうやって、みんなが手を取り合いながら活動を進めていくことで、いずれ制定される条例が生きたものになる。

…と、伊藤益子代表の実体験に基づいた力強いお話が印象的でした。

その後は、グループワーク。

何かをしている・したいと思っている方々の主体性を最大限発揮できるよう、手法は前回同様、マグネットテーブルを選択しました。

A4用紙に自分が話したい・やりたいことを大きく記入し、それを元に会場を歩き回りながら仲間を探して、グループをつくり、対話を行うというこの手法。

まだ想いが固まっていない・具体的に何をしたいのかイメージが湧いていない方々のために、「まずは聴きたい」という風に書いてもOKと記入例をお見せしたところ、初参加者の数名がそのように記入されており、安心感を担保できたようで何よりでした(#^^#)

みなさん積極的で、5分もしないうちにグループが完成。対話に臨みました。途中、グループごとにどんな話で盛り上がったのかを共有する中間発表を行い、一休み。その後は、新たにグループを立ち上げたり、別のグループに参加したりしながら、本当に主体的な場でした。

最後は、最初のグループに戻って、自分達が所属していたグループでの話し合いの内容と、「自分がしたいこと」を共有しました。

終了後の感想として、

・皆様、とても熱い想いで行動してらして、毎回感動します。

・子育て支援についてだけでなく、互いに日頃感じていることなど、たくさん、自由に話せて良かったです。

・みなさん活発に支援や活動をしている方たちばかりで、自分はまだまだできていないなと再認識しました。自分が伝えたいことをもっと伝えられるよう今日の出会いをいかしいろいろ考えていきたいです。

・初対面の方とお話しするのは緊張しますが、すっと話ができる流れになっていて、意外とあっという間の3時間でした。ハードル低く話し合いに参加できて良かったです。

などなど、いただきました。

いずれ地域ごとにこのような会を開いて欲しい。そのためにノウハウやつながりは積極的に共有しますという、益子代表の今後の展望にて無事に終了。

さぁ、今回はどのような化学反応が起きるのでしょうか!乞うご期待。

参加者のみなさま、お疲れ様でした!

〈ゴール〉
子育ち子育て応援する地域づくりのために、自分が何をしたいか・出来るかが言えるようになっている

〈プログラム〉
(1)開会・前提の共有「本日の主旨、ゴール、プログラム、グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供「日本の子ども達の現状と杉並区の子育ち子育てへの施策を知ろう
(4)グループワーク「マグネットテーブル」
(5)ふりかえり