担当者の想いを届けるお手伝い@厚木市協働研修

1/10(水)は、厚木市役所の入庁6年目の職員を対象に、市民協働研修のファシリテーターを担当させていただきました。

本研修では「自分の仕事と協働をどう結びつけたらいいのかを説明できる」というゴールを設定し、協働担当職員からの情報提供や協働の視点から自分自身が担当している仕事を改めて見直すワークを実施しました。

厚木市はこの協働担当職員さんがとっても熱い方で、「厚木市の協働について、私はこう考える」とご自身の言葉で説明してくださるので、毎年参加者からの反応がとってもいいんです。

弊社も、第三者として協働における対話の重要性や他の自治体の事例を紹介することはできますが、やはりまずは「私たちはこうしたい」を共に協働のまちづくりを担っていく職員さんからお伝えいただくのが一番伝わります。

終了後の感想では、

「丁寧な関わりや対応など日々の積み重ねが市民協働に繋がっていくと感じました」

「研修最後のワークシートで実践させていただきましたが、仕事を進める上で、現状、課題、目標をはっきりさせ、それに対して市民協働をどうつなげることができるのかという視点は今後大事にしていきたいと思います」

「今の仕事(開発)の中で、市民の方に接することはほとんどないが、ごくまれに、開発に関して全く知識のない市民の方が来庁される。そういった時に、市民の方が知りたいであろう情報を察知し、懇切丁寧に寄り添った対応をすることを心掛けているが、今回の研修において、そういった日々の対応の積み重ねが、市へ信頼を寄せてくださる方を増やし、協働につながることに気づいた。また、市民に限らず、業者対応も同じで、丁寧な対応で市への信頼につなげ、それが協働につながっていくと感じた。」

など、それぞれの立場で協働を咀嚼してくださったことが伝わってきました。

主管課のみなさま、参加者のみなさま、お疲れ様でした!

ちなみに、今回は全職員がタブレットを持ち込んで研修に臨まれていました。

それに伴い、ワークシートも手書き用とファイルと二種を用意し、好きな方で実施していただきました。

アイデアの出しやすさ、その後の使用方法、打つ方が好き・書く方が好きなど、アウトプットの方法やその後の使用方法は人によってそれぞれなので、選択肢が増えるのはとってもいいなと感じました♪

〈ゴール〉

自分の仕事と「協働」をどう結びつけたらいいのかを説明できる

〈プログラム〉

(1)開会・前提の共有「本日の主旨、ゴール、プログラム、グランドルールの共有」

(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」

(3)情報提供1「厚木市の考える協働とは」

(4)個人・グループワーク「感想・気付き・学び・もやもやの付箋記入〜共有」

(5)情報提供2「協働の視点で業務を見直してみよう」

(6)個人・グループワーク「ワークシート記入〜共有」

(7)ふりかえり