子どもまんなかの町をつくるために@杉並区・こどもと笑顔with

10/20(日)は、東京都杉並区にてこどもと笑顔with主催の対話イベント『杉並つながるミーティング』のファシリテーターを担当させていただきました。

テーマは「子どもまんなか町づくり」

杉並区は令和7年度に子どもの権利に関する条例の制定を目指しています。

一方で、杉並区に限らず、子育て・子育ちの環境における課題はどの自治体でも山積み。

そんな中、ただ条例が制定されるのを待っているだけではなく、自分達が主体性をもって子どもまんなかの町をつくっていくためにはどうすればいいんだろう。そもそも、子どもまんなかの町ってどんなまちなんだろう。

今回は杉並区長である岸本聡子さんを話題提供者としてお呼びし、ご自身が考える子どもまんなかの町のイメージを語っていただいたり、今日集まってくださったような区民の想いを区政に反映させるための行政施策についてお話しいただきました。

そして、それを踏まえて、自分達にできること・やりたいことをについて話し合いました。

今回、期日前投票の関係で急遽会場が平場からホールとなり、テーブルを設置したり、椅子を動かしたりが出来なくなってしまった中で、工夫した点は大きく2つ。

1つは、グループトークの合間にSli.doを用いて個々人の感想を共有する時間を設け、アイデアを書いて残すことが出来ないデメリットをカバーしました。更に、前方に表示されたみなさんの投稿を拝見しながら、同じ時間を過ごしながら本当に様々な想いや考えがこの場に生まれているんだということを実感していただきました。

もう1つは、参加者同士の間で安心感が醸成された第2ラウンドにて、会場全体を贅沢に使い、参加者同士で自由にグループをつくり、好きな場所でお話しいただくようにしました。ある方は声をあげて同じテーマで話したい人を集められていたり、またある方々は舞台に上がって円をつくって話していたり、まさに主体性をもって対話のデザインに取り組んでいらっしゃいました。

最後のSli.doの投稿では、「子どもまんなか町づくりに向けて、“わたし”がやりたいこと・できることが一つでも思いついている」という本日のゴールの達成を感じさせる、たっくさんの意見が出されていました(#^^#)

主催者のみなさま、参加者のみなさま、本当にお疲れ様でした!

〈ゴール〉

子どもまんなか町づくりに向けて、“わたし”がやりたいこと・できることが一つでも思いついている

〈プログラム〉

0 開会・前提の共有

1 チェックイン・自己紹介

2 情報提供1「こどもがまんなかの町って?」

3 情報提供2「住民が主体である自治のあり方とは」

4 グループワーク「ぺちゃくちゃタイム①」

5 個人・全体ワーク「今の想いや考えを共有しよう」

〈休憩〉

6 グループワーク「ぺちゃくちゃタイム②」

7 振り返り