安心して参加できる場をつくるのがファシリテーターの仕事@西東京市

9/5(金)は、第4回田無第三中学校周辺エリア構想検討懇談会のファシリテーターを担当させていただきました。

今回は、前回の会議で出された意見を元に練り直された改訂版コンセプト案の最終チェックと、いよいよ確定した田無第三中学校の建替とそれに伴い複合化される建物の跡地の使い方についてのアイデア出しを行いました。

運営側の当初の想定では、跡地活用と新たな学校の利用方法についてのアイデア出しに時間をかけたいとのことでしたが、これまでの会議の様子を踏まえると、みなさんコンセプト案に対してもまだまだ意見が出そうな予感…

責任者にコンセプトに対してまだ意見が出そうであればそちらに時間を割いていいかを予め確認し、いよいよスタート。丁寧な情報共有の後、いよいよ改訂版コンセプト案の最終チェックに。

おぉ〜…やっぱり出てくる出てくる。ここが気になる、もっとこうしたほうが良さそう、具体的なアイデアは浮かんでいないけれどなんだか…う〜ん…などなど。

でも、雰囲気はむしろとてもよくて。改訂したことによって伝えたい想いはしっかりと込められていることが確認できたから、あとはどう伝わる形にできるかについて、どのグループも一生懸命捻り出そうとされていました。

当初予定していた時間になったところで一旦介入。

みなさんの話されている内容や場の盛り上がりを踏まえると、この話し合いにはもう少し時間をかける必要がありそうだと僕が考えていることを会場のみなさんにお伝えしたところ、みなさんも同じ想いだった様子。

延長することを全員で確認し、その上でそれぞれのグループでここまででどんな意見が出ているのかを共有する時間をとりました。すると、どこのグループも最後の1フレーズに引っかかっていることが判明。焦点を絞ったところで再度グループでの話し合いを開始。

最終的にこの場で決め切ることはできなかったものの、この時間で言えることは言い切ったということころまで進めることができました。

その後のアイデア出しも、残り時間だけでは話しきれないことがイメージできたので、僕から主催者に次回もアイデア出しを行う時間を設けてはどうかと提案し、それが承認されたことを全体で確認した上で、今日できるところまで発散し切りました。

…と、こまごましたことではあるのですが、「それが先にわかっている」だけで安心して進めるということは、実はあるあるで。それをいかに想像し、適切なタイミングで共有できるかが場の安心感につながるんじゃないかなと考えています(^^)

参加者のみなさま、運営側のみなさま、今回もお疲れ様でした!

〈ゴール〉

空いた土地の活用方法や建替後の中学校の使い方について、アイデアがたくさん出されている

〈プログラム〉

0.挨拶、前提の共有

1.アイスブレイク「チェックイン」

2.情報提供1「学校の建替え位置及び複合化等を実施する施設・機能について」

3.情報提供2「田無第三中学校周辺エリア構想のコンセプト案について」

4.グループワーク「最後のアイデア発散タイム」

 〈休憩〉

5.情報提供3「核エリアにおける土地活用について」

6.グループワーク「土地活用・建替後の中学校の利用方法を考える」

7.振り返り