オンラインファシリテーション講座を担当しました@平塚市

10月11日(日)、ひらつか市民活動センター主催によるオンライン研修にて、合同会社Active Learnersとして講師を担当させていただきました。

「zoomを用いてオンライン会議ができる団体を増やしていきたい!」というセンターの熱い想いを踏まえ、まず考えたのは「オンライン会議ができる」という状態を、何をもって”できる”とするのか…ということ。

話し合いの結果、今回は本研修独自の指標として、
●初級:zoomをつなげる・コミュニケーションがとれる
●中級:直接対面と同等の会議ができる
●上級:様々なアプリケーションを活用し直接対面以上の会議ができる
…と設定し、第1回目となる今回は、初級→中級にあがるための研修を実施することが決定。「次に自分が実施するオンライン会議で”これ使ってみよう!”と思える心得や手法が見つかっている!」というゴールを設定しました。

研修を組み立てる上では、こういった前提の共有…主催者のイメージの具現化がと〜っても大事。これによって研修のゴールが明確になり、募集する参加者層が変わり、さらには広報の文言も変わってくるからです。そういったところ、丁寧に向き合って下さるのは、さすが坂田センター長率いる平塚のみなさん♡

研修では、オンライン・コミュニケーションの特徴(オフラインとの違い)ということで、
・場のあらゆる情報が目の前(画面)に集約されている
・コミュニケーションをとるために「操作」が必要になるときがある
・間や空気感が読みづらい…という3つを踏まえた上で、参加者の”もやもや”を想像しながら会議のつくり方を考えるために、こちらから情報提供をさせていただいたり、”雑な会議”と”丁寧な会議”の両方を体験していただき、気づきや学びを共有し合いました。

終了時のふりかえりチャットには「次に自分が実施するオンライン会議で“これやってみます!」がズラリ。2時間という長丁場でしたが、前のめりに参加して下さったみなさん、そして事前準備やこの機会のためにzoom操作の研鑽を積まれたひらつか市民活動センターのみなさんに大感謝です(^^)

偉そうにプログラムデザインしながらも、実は僕自身、初めてのオンライン研修の講師実践でしたが、とっても貴重な機会となりました。また、僕が全体進行をしている裏でよねさんが、話す速度や画面の見え方等へのフィードバックをくれたり、チャットへの質問事項を返してくれたりと、オンラインの場をALsの2人で回すという形もより鮮明になってきました。

参加されたみなさま、本当にお疲れ様でした(#^^#)第2回となる中級→上級編も楽しみです♪♪

〈ゴール〉次に自分が実施するオンライン会議で「これ使ってみよう!」と思える心得や手法が見つかっている!

〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本研修の主旨・本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)個人ワーク「チェックイン・チャット」
(3)グループワーク「いきなり!”雑な”会議体験&感想共有チャット」
(4)レクチャー①「オンライン会議に必要なおもいやりとおもてなし①」
(5)休憩〜質問がある人はチャットまで
(6)レクチャー②「オンライン会議に必要なおもいやりとおもてなし②」
(7)グループワーク 「学びを”書いて”振り返ろう〜Google Documentを使用した会議体験」
(8)個人・全体ワーク「ふりかえりチャット」