行政職員と中間支援組織が、つながる@第2回府中市協働推進員研修

10/12(月)に実施した本年度2回目となる今回の職員研修は、「協働を進める体制を知る」をテーマに、府中市の中間支援組織として活動されている府中市市民活動センタープラッツの職員さんと知り合い、協働を進めるために出来ることを共有する時間を作りました。

毎年、第2回研修は府中で活動している市民団体さん達との対話の場に設定していたのですが、今年はコロナ禍もあって断念。でも、僕は”まず”この形で出来て本当に良かったと思っています。「仕組み」や「業務フロー」って、相手の顔や想いが見えて初めて機能すると思うんですよね。「仕事だから」の上っ面だけでは、協働だからこそ必要な普段以上に繊細な情報共有が絶対になされない、ちゃんと機能しない。内部こそ丁寧につながる必要がある…その想いをしっかりと協働推進課のみなさんと共有しながら今回の形がつくれて、本当によかった。

さて、前半はインプットの時間。第1回研修で行政職員がどのように協働について学んだかをプラッツのみなさんに共有&プラッツからも、普段の事業や具体的にどのように協働を進められているかの情報提供をいただきました。

その後は、「ぺちゃくちゃタイム」。いきなりは飛び込みづらいけれど聴いておきたいであろう質問項目をいくつか用意しておき、「それらについてお話ししてもいいし、その場で生まれた聴きたいこと話したいことを大切にしてもOK」という自由対話の時間に。プラッツの話を聴きながら、たっくさんメモを取られていたのが印象的だったなぁ。

そして改めて「課題」の捉え方について確認。協働を進めていくためには、目的と現状をしっかりと共有した上で、両者で課題を設定していく必要があることは前回もお伝えしました。今回はその考え方を生かし、「府中市で協働を進めていこう」という目的を踏まえたときに、現状はどうなっているか・その上で課題は何かについて、行政職員・プラッツ職員で対話していただきました。今回は顔つなぎも重要な目的の一つだったので、ラウンド数も増やし、また「名刺交換タイム」もワークの中に組み込んで実施しました(^^)

最後は、全員が振り返りを通じて本日の気付き・学び・協働の推進に向けて自分ができることや考えていきたいことをグループ内で共有し、無事に終了!

やっぱり顔が見えることでの安心感や納得感は全然違うみたいで。多くのアンケートに、具体的な協働までの道のりが描けるようになったというような、前向きな意見がたっくさん書かれていました。

協働推進課のみなさん、プラッツのみなさん、そして参加された職員のみなさん、お疲れ様でした!

〈本日のゴール〉協働に向けて市にどんな課題があると認識しているのか、それぞれの立場での考えが共有された!

〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本研修の主旨・本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン自己紹介」
(3)情報提供①「おさらい〜協働とは」
(4)情報提供②「プラッツ紹介」
(5)グループワーク 「ぺちゃくちゃタイム」
(6)情報提供③「課題とは」
(7)グループワーク「ワールドカフェ〜府中市でもっと協働を進めるためには?」
(8)ふりかえり