学校としての在り方をCS委員&教職員で一緒に考える@杉並区立中瀬中学校

1/11(火)は、中瀬中学校のCS委員と教職員との合同会議のファシリテーターを担当しました。
保護者を対象とした学校評価アンケートでいただいた意見について、「これは教職員のみなさんにも考えてもらいたい・アイデアをもらいたい」というものを校長先生がピックアップし、それについて話し合う時間をつくりました。


新しい顔ぶれとなってから、CS委員と教職員とが一堂に介すのは、実は今回が初めて。
それもあり、丁寧な自己紹介を行った上で、議事に入りました。

今回のポイントは3つ。


1つ目は先に挙げた通り、校長先生が予め“この”項目について話すと、焦点を絞ったこと。
項目はたくさんあり、本当ならばどれも話し合いたいのですが、時間との兼ね合いも考えなくてはならないため、まずはここ…というのを決めておくことで、話がブレずに済みます。


2つ目は、CS委員と教職員とで役割分担を行なったこと。
CS委員は、本会議の後に行われる学校運営協議会にて、それぞれのグループでどのような話が出たのかを共有してもらうことになっています。
従って、この時間においては自分で意見を出すのではなく、とにかく聴く/訊くこと、そして出た意見を書いてメモすることを役割としてお願いしました。
また、教職員のみなさまには、たくさん意見を出していただく一方で、CS委員が書きやすいよう、話し方やスピードに気をつけていただくようお願いしました。


3つ目は、この手の会議はいずれCS委員の方々主導で行われることが望ましいので、たくさん資料をつくったり、スライドを用いて進行したり、小難しいことは一切せず、黒板での情報共有や口頭での説明のみで進行を行いました。


場は順調に進行したものの、グループトークにおける役割分担については、いまいち伝わり切らなかった様子。
CS委員の方々が積極的にご意見を出されており、メモがされていませんでした。
そこで、開始10分にて一度介入させていただき、メモに書かれていることが少ないことを確認。
相手の意見を聴きながら自分の意見を考えていると、どうしても書いている手は止まってしまうもの。
CS委員のこの場での役割は、教職員の意見を吸い上げ、この後の会議で発表すること。この場はそのための情報収集の時間と割り切り、聴く/訊く・書くに注力して下さいと改めて念押し、再スタートしました。
実体験を踏まえた上で指摘させていただいたこともあり、みなさんその後のメモ量が飛躍的に増えました。
グループトーク終了後は、どんなメモになったかをグループ内で共有すると同時に、この時間についての感想を共有。


無事に全グループでゴールを達成することができました。
参加者のみなさま、お疲れ様でした!

〈ゴール〉
この後行われる学校運営協議会で、CS委員が自分のグループで挙がった意見について報告できる
〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本日のゴール・プログラムの確認」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供「校長先生より〜この話題に絞った理由」
(4)グループワーク「グループトーク」
(5)ふりかえり