身近な社会課題への取り組み方を学ぶ@杉並区立中瀬中学校

11/29(木)に、杉並区立中瀬中学校でSDGs特別授業が行われました。
ゲストに明星学園高等学校の生徒達を招き、自分達が取り組んでいるLGBTQに関する活動について、その動機や内容、感じている課題感などをお話しいただきました。


ワークショップ形式での発表は初めてということでしたが、クイズで会場の雰囲気を盛り上げたり、当事者としての真摯な想いの共有することで、しっかりと中学生達の心を掴んでいたように思います。

ALsはファシリテーターとして、プログラムデザインと全体進行のサポートを行いました。

具体的には、
・本日のゴールやプログラム等の前提を共有することで、今日の時間が何を目的とした時間なのか、最初から納得感を持って場に臨めるように促す
・アイスブレイクを通じて、会場全体の雰囲気を柔らかくし、中学生もゲストもその後の時間に入りやすい状態にする
・ゲストの説明に補足が必要だと感じた時に、中学生に代わって高校生に質問をして回答を仰ぐ
・生徒が入れ替わる前後半の間に進行に関するフィードバックを行い、自ら改善方法を考えるきっかけをつくる
・終了後の振り返りの時間を進行を担当し、これまでの学びを丁寧に定着させる

というようなファシリテーションを行いました。

ゲストのみなさんは、ご自身の想いや考えを丁寧に伝えて、参加者の心を動かすのが役割。
我々ファシリテーターは、そんなゲストの熱がもれなく参加者に伝わるように場を整えるのが役割。

それぞれが得意を持ち寄って、うまく分担をすることで、場をよりゴールに近づけることができると考えます。

高校生という身近な存在が積極的に自分達で社会のために活動している姿は、中学生達にとっても刺激になったようで、前で話す高校生達の話を前のめりになって聴いている姿が印象的でした。

明星学園高等学校のみなさん、中学生のみなさん、お疲れ様でした!

〈ゴール〉
今日の話を聴いて…
①自分が思ったこと・考えたことを言葉にして伝えられる
②LGBTQに関することについて、自分ができること・やりたいことが思いついている

〈プログラム〉
(1)開会・前提の共有「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)高校生による講演・ワークショップ
(4)全体ワーク「質疑応答タイム」
(5)ふりかえり