クラウドファンディングを通じて自分達の活動を捉え直す@茨城県土浦市

11/10(木)と11/17(木)に土浦市主催の「協働のまちづくりワークショップ〜クラウドファンディングを活用した地域づくり」の研修講師を担当させていただきました。

ALsも以前、クラウドファンディングにチャレンジしたことがありましたが、自分達の活動や自分達を応援して下さる方達のことを改めて捉え直す絶好の機会だったんです。そんな話を担当課にポロッとお話ししたところ、「それいいね!」とあれよあれよと話が進み、こんな機会をいただけることになりました。

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…ということで、本研修はそんな弊社の実体験を参考に、参加者が『クラウドファンディング』について学ぶことをきっかけに自分達の活動を振り返り、次の一歩を踏み出せるようになっていることを目指しました。

第1回では、クラウドファンディングとは、自分達を応援してくれる人達(ファン)に新しい参加・応援の方法を提示する手段である…という前提を共有し、そのための準備として、(1)「ファン」を具体的に想像する(2)「リターン(ファンが喜ぶこと・参加の方法)」を考える(3)ファンの層にあった方法で「周知」することが必要であるということをお伝えしました。また、それらの情報提供を踏まえ、自分達のファン・フォロワー・予備軍を具体的に思い浮かべるというワークを実施しました。

第2回では、実際にクラウドファンディングを実施しようと考えている参加者を各グループに1名ずつ配し、その方のクラファン実現に向けた企画会議を行いました。その際、クラファンの成功事例をいくつかご紹介し、企画内容やリターンについてより具体的にイメージできるようにしたり、自分達がまだつながっていない方々に周知する方法として「ペルソナ・マーケティング」についての情報提供も行いました。終了時には、全グループが無事に発表を終えることができました。

全2回を終えて、正直、専門家ではない弊社がクラファンについて、参加者のみなさまの疑問質問に適切な回答をするのには力不足な面があり、申し訳なかったなぁと感じる部分があったことは否めません(><;)

ですが、クラファンについて考えることが自分達の活動を見つめ直すきっかけにつながったということは、企画会議の最中に出てきていたファンやペルソナについての議論を伺っていて実感することができました。

また、アイデア発散の基本として、否定せずに「それいいね!」から更にアイデアを広げていくスタンスで臨むことの大切さも、グループワークを通じて学んで下さったそうです。

参加者のみなさま、本当にお疲れ様でした!