新たな仲間を増やす!巻き込む!未来の地域のリーダーを対象とした研修@埼玉県飯能市

7/28(木)に、これから新たに地域で活動されようとしていたり、すでに地域で活動していて新たなつながりを求めていたり…そんな「未来の地域のリーダー」を対象とした飯能市社協が主催する研修の講師を担当させていただきました。


いただいたテーマは「新たな仲間を増やす!巻き込む!」それを実現するために、まずは地域のリーダーになろうとされている方々同士で「関係性が深まる・仲良くなる」という体験してもらい、そのためにはどんなステップや配慮が必要なのかをお伝えさせていただきました。

本来なら対面研修の予定でしたが、市内のコロナ感染状況が悪化したために1週間前に急遽オンラインで実施することに。オンライン慣れや操作という障壁が生まれましたが、やることは変わりません。

まずは、自身のコミュニケーションにおける取扱説明書をつくり、4名のグループで共有。自分が話す・聴く、どちらが得意なのか、リーダー/フォロワーどっちのタイプなのか、指摘や注意をされるならどのようにされたいのか…などなど、1人ずつ順番に自己開示を行いました。

次のワークでは、先ほどの4名グループを2名ずつのペアに分けて実施しました。話す役と聴き役を順番にこなし、「私が今、地域活動をしていて/参加していて悩んでいること or 描いている夢」について丁寧に聴き合う時間をつくりました。
その後、再び4名グループに戻り、それぞれのペアの話を「他己紹介」し合いました。紹介された相手は自分の話がどのように伝わっていて、どのように感じられていたのかを知ると同時に、「ちゃんと聴いてもらえたことによる嬉しさ・安心感」を実感することができます。

最後は振り返り。本研修のプログラムを通じたコミュニケーションの積み重ね方についての種明かしをし、参加者のみなさん自身が今回の経験をどのように活かしていくかを1人ずつ共有しました。

自分達が持っている熱い想いを一方的に伝えて響く人達は少数で、それでは仲良しは増えても地域の仲間は増えません。伝えたい想いが相手に伝わるようにするためには、丁寧に関係性を積み重ねていく必要があるということが、少しでも伝わっていれば幸いです。

また、新しい人と出会えない・参加してくれないと言っている人ほど、自分のコミュニティから外へ出ようとせず、ただ待っているだけのことが多いので、ぜひ自分から積極的に外のイベントに参加することもおすすめしました。その場でもぜひ、聴くことを大切にしていただければと思います。

飯能市の地域活動の芽が育つ一助になっていますように、先々につながっていきますように(#^^#)


参加者のみなさま、お疲れ様でした!

〈ゴール〉
これまでつながりのなかった方々が、安心して地域活動に参加できるようにするための方法が思いついている
〈プログラム〉
(1)開会・前提の共有「本日のゴール、プログラム、グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供1「ファシリテーションとは」
(4)個人・グループワーク「私の取扱説明書づくり」
(5)ペアワーク「ペアインタビュー」
(6)グループワーク「グループ他己紹介」
(7)情報提供2「本日のワークで意識した安心・安全な関係性の積み重ね方」
(8)ふりかえり