みんなが主役の会議って?@飯能市社会福祉協議会
10/28(日)は、飯能市社会福祉協議会主催による『はんのうふくしの森みらいカレッジ』の講師を務めさせていただきました。
本研修には今後飯能市の各地区で活動していこうと考えている意欲のある市民の方々が集まり、2日間にわたって広く地域福祉についてや各地域の実情、専門機関との交流、そして活動を進めていく上で有用なスキルを学びます。
弊社も、いただいた研修タイトルである「みんなが主役の会議」をつくるために、ファシリテーションの基本的な考え方を実践を通じて体感していただく場を担当しました。
会議や話し合いなど、人が集まる場には“もやもや”が生じてしまうことがある…ということを知る
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どんな場面でもやもやが生まれそうかを想像しながら丁寧な事前準備を行う
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その場で生じている・生じそうなもやもやを見つけようと意識する
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もやもやを解消するために働きかけることで誰もが参加しやすい場を目指す
…というように、ファシリテーションは会の最中だけでなく、会が始まる前から発揮されるものであること。スーパーマンによる切れ味するどい介入ではなく、誰かのふとした素朴な質問が場のもやもやを解消したり物事を進めるということをお伝えさせていただきました。
また「私のトリセツ」ワークでは、自分や相手の在り方を伝える/知ることで生まれる安心感を、「発散型会議体験」では、事前に話し合い方を決めること・途中で進め方について振り返りを行うことの大切さを体感していただきました。
みなさんとっても熱心に参加してくださり、中間振り返りでは、
「ありがとうございます。最初に考える時間があるとその後がスムーズになると言うのが体験から分かった。取扱説明書では、改めて自分を意識する良い機会となった。また、これを伝える(聴く)事により、相手を少し理解できる。」
「民生委員のリーダーとしてこの手法を取り入れていきたい。」
「決められた時間内に言わなくちゃいけない事を言い、その後質問をしてわかり合えたので、はっきりさせたい事がはっきりし、相手の事もわかる事ができて満足度が高かったです。」
「会議ではモヤモヤが大前提、という気づきが大きかったです。」
「一つの意見に一つの答えではない事が分かりました」
というような嬉しい感想をいただきました。
これから地域のリーダーたちの活躍の一助になれていれば幸いです(#^^#)
参加者のみなさま、ありがとうございました!
終了後、弊社としても有用な振り返りができてビールが美味しかったぁぁぁ
〈ゴール〉
みんなが主役の会議づくりのために「これやりたい!」を1つ以上言えるようになっている
〈プログラム〉
(1)開会・前提の共有「本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン・自己紹介」
(3)情報提供「みんなが主役の会議をつくる方法」
(4)個人・グループワーク「わたしのトリセツ」
(5)個人ワーク「ここまでの感想・気付き・質問を整理しよう」
*休憩*
(6)グループワーク「発散型会議体験」
(7)ふりかえり