まずは声を上げることから@杉並区立中瀬中学校
3月21日(木)22日(金)の両日にて、中瀬中の1年生2年生を対象にSDGsのまとめ授業を行いました。
これまでSDGsについて学んだり、外部講師を招いてお話を聴いたりしてきましたが、まずは一人一人が自分や自分の周りのもやもやや不安、違和感にアンテナを張ること・声を上げることが大切だということ。
そしてそれは、先日学んだ自分たちの権利を守ること、ひいては自分も含めた誰も取り残さない社会づくりにつながるということを確認しました。
その上で早速やってみようということで、家庭や学校、地域、社会の仕組み・文化・慣習に対して①なんかこれ、変じゃないか??もやもやする…②この課題、解決した方がいいと思う!解決したい!を思い返し、個人で書き出してもらいました。
事前に先生や生徒達と、
・どんなことでも気にせず出してOK
・出されたもやもやに優劣をつけない
・面白いなと思わず笑ってしまうことがあるかもしれないけれど馬鹿にはしない
ということを共有しておいたこともあり、それぞれがそれぞれの視点や想いを語ってくれました。
お次はグループで個々人の意見を共有し、記録係さんがそれを記録。出された意見をみんなで眺めながら更にアイデアを発散。その後、全体に向けて発表してもらいました。
様々なグループサイズにて想いや考えをインプットした上で、最後は個人に戻ります。
改めて「わたしが特にもやもやしていること・解決したいこと」について、ロイロノートを通じて校長先生に提出してもらいました。
来年度はここで出された意見を踏まえ、生徒会も交えながらSDGsに関する授業を構築していくそうです。
このように生徒達の想いをしっかりと聴こうとしてくれる学校って、改めてすごいなぁと思います。
生徒達、先生方、お疲れさまでした!
(しかし、5時間連続授業は我々も疲れたぁぁぁぁ〜!!!笑)
〈ゴール〉
大人や社会に届けたい声が出し切られている!
〈プログラム〉
1.個人ワーク「ここがヘンだよ!大人!社会!を書き出そう」
2.グループワーク「共有&発散タイム」
3.グループワーク「アイデア共有・振り返り」
4.まとめ