授業や話し合いの場をサポートするスキルアップ!@成城大学生向けオンライン研修

9/26(土)の午後、成城大学のサポーター団体に所属する学生さん向けにファシリテーションスキルアップの研修を担当させていただきました!

成城大学には、授業運営、オープンキャンパス等のイベント運営、留学生支援、図書・図書館に関わる活動、バリアフリーに関わる活動などの場面で、学生さんが他の学生さんをサポートできる制度があります。

この度、主に授業運営のサポートに入るピアサポーターの学生さん向けに、授業などでのグループ活動をより効果的に支援するためのスキルとしてのファシリテーションについて学ぶ研修の場を企画運営させていただきました(^^)b

当初(年明け間もない頃)、対面で一日がかりのみっちり研修を予定していたのですが、この状況下になりオンライン開催へと変更することになりました。ご担当職員の方々も開催の可否や運営方法の検討に腐心されていたこととお察しします…が、それでも何とか実施できるよう事を運んでいただいたことに大変感謝です…本当にありがとうございました!

サポーターの学生の皆さんには「多様な学生に合わせた臨機応変なサポートをしたい」「幅広く対話・発言しやすいグループをつくりたい」といった様々なニーズがあるようでした。

ここでこそ!と、私たちActive Learnersが基本として挙げている「書く」「観る」「聴く・訊く」「ゴールを意識する」という切り口で情報提供を行い、実践してみるワークを挟みながらその効果について考えてもらいました。

オンラインによる運営ですので、「書く」についてはGoogle DocumentとGoogle Jamboardを紹介して好きな方を使ってもらいながら、実施した2つのワークで「書く」を徹底してもらったのですが…。皆、順応性がスゴく高い!!!

Jamboardなんか初めて使った方ばかりらしいのですが、ワークで真っ先にそちらを選んでガンガン活用しちゃうわけです。ブレイクアウトルームに私たち運営サイドは一切入らず、ただDocumentとJamboardを見ながら活動の様子をイメージしていたのですが、めちゃくちゃ情報が書き出されるスピードが速い!いやぁデジタルネイティブさすがっす(笑)

で、各ワークの後にメインルームで軽く追加レクチャーして、学んでいるスキルをうまく使うことの効果などについて再度グループになって振り返りを行ったのですが、本質的なコメントばかりでまたもビックリ!対面授業でのサポートとオンライン授業でのサポートの違いについてもよく理解しているようでした。

研修とは別に、ファシリテーションとか学びの場のデザインとか参加のしかたとか、ざっくばらんに皆さんと話してみたくなりました(^^♪

参加してくれた学生の皆さんは、今後授業のサポーターや参加者として磨いたスキルを発揮してくれるんだろうな…。大変頼もしく感じながら、また学生さんの実践について伺う機会を楽しみに感じた研修の場でした!

きっかけを提供してくださった 杉本 義行 先生、本当にありがとうございましたー!(∩´∀`)∩

〈ゴール〉
オンライン・オフラインでの授業・グループ活動・会議などの場を活性化させるファシリテーションスキルについて、今後自分が意識的に使ってみたい!と思うものが1つ以上見つかっている

〈プログラム〉
(1)開会「本日の主旨・ゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)全体ワーク「チェックイン・チャット」
(3)個人ワーク「Start & Goalを考える」
(4)レクチャー「スキル① 書く」
(5)グループワーク「SG共有」
(6)レクチャー「スキル② 観る」「スキル③ 聴く・訊く」
(7)グループワーク「話し合い体験ワーク 成城大学生の日をつくろう」
(8)まとめ・振り返り