久しぶりの対面の場では丁寧に交流を@狭山市

11/17(水)は、狭山市市民活動団体交流会にてファシリテーターを務めました。

コロナ禍においては、オンラインで交流会を実施していましたが、参加団体は少しずつ減少。緊急事態宣言が落ち着いたタイミングで、満を辞しての対面開催となりました。

主催者である狭山市協働自治推進課としては、このタイミングでコロナ禍で露見した活動団体共通の悩みである「担い手不足の解消」についての意見交換の場として実施するイメージでした。

そして、我々もそれを意識したプログラムをデザインしたのですが…結果としては、「ゴール設定が高かった」という判断をすることになりました。

というのも、参加団体としては久しぶりの対面の場において、想いを同じくする地域活動団体の方々と会えた!という状態。

であれば、まずは自分たちの活動のことを自由にお話したくなるのが自然である…ということを、実施しながら気付かされることとなりました。

こちらが準備した「担い手不足を「団体同士の協力」で解消するのために、私がしたいこと・できること・すべきことは?」については、最初は触れて下さったものの、それぞれのテーブルでは「丁寧な団体の現状の共有」が自然と行われており、そしてそれがとても大切なことであることが伝わってきました。

ファシリテーターとして、今生じている現状とそれに伴う判断を主催者に伝え、ゴールを変更し、「このまま交流を進める」ことにしました。

また、「中締め」ということにして、会が終了する時間になったあとも交流を続けていただきました。

場をつくる上で大切なのは、ゴール(終わった時に得たい成果物・目指したい場の状態)だけではなく、スタート(参加者の状態・心持ち)もしっかりと把握・イメージしておく必要があることを、改めて実感させられました。

また、参加者の注意を集め、一斉に同じ量の情報を伝える手段として「プロジェクター」の有用性についても、改めて感じさせられました(この日は準備しなかった)

毎回の場づくりが、本当に学びです。
参加者のみなさま、お疲れ様でした!

〈ゴール〉
担い手不足を「団体同士の協力」で解消するのためのアイデアやヒントが見つかっている
→参加者が、今話したいことを話し切って・聴き切って終わっている

〈プログラム〉
(1)開会・マインドセット「本日のゴール・プログラム・グランドルールの共有」
(2)アイスブレイク「チェックイン自己紹介」
(3)情報提供「担当課より本交流会の主旨を共有」
(4)グループワーク「グループトーク〜ラウンド1」
(5)グループワーク「グループトーク〜ラウンド2」
*中締め〜自由解散